OSコマンド・アダプタ - 複数列

指定されたOSコマンドを実行し、各コマンド出力行(ユーザー指定の文字列で区切られた)を複数値に解析します。メトリックの結果は、複数の行と複数の列で構成される表です。

例: コマンド出力が次のような場合

em_result=1|2|3
em_result=4|5|6

デリミタが「|」に設定されていると、次のようにそれぞれが3つの列を含む2つの行になります。

基本プロパティ

完全なコマンドラインはコマンド + スクリプト + 引数として構成されます。

  • コマンド - 実行するコマンド。たとえば、%perlBin%/perlなどです。

  • スクリプト - コマンドに渡すスクリプト。たとえば、%scriptsDir%/myscript.plなどです。カスタム・ファイルをエージェントにアップロードでき、%scriptsDir%ディレクトリでアクセスできます。

  • 引数 - 追加の引数。

  • デリミタ - コマンド出力を区切るために使用する文字列。

  • Starts With - メトリックの結果行の開始文字列。

    例: コマンド出力が次のような場合

      em_result=4354  out_x  out_y
    

    設定Starts With = em_resultは、em_resultで開始する行のみ解析されることを指定します。

  • 入力プロパティ - 追加プロパティは、標準入力ストリームを介してコマンドに渡すことができます。たとえば、Name=targetName, Value=%NAME%のような入力プロパティを追加できます。コマンドは、標準入力ストリームを介してこれをSTDINtargetName=<target name>と読み取ることができます。複数の入力プロパティを指定するには、各プロパティを1行ずつ入力します。

  • 環境変数 - 拡張プロパティは、コマンドで環境変数を介して使用できます。たとえば、Name=targetType, Value="%TYPE%"のような環境変数を追加できます。コマンドは、環境変数ENVtargetTypeを使用してターゲット・タイプにアクセスできます。

拡張プロパティ

  • 入力プロパティ - 追加プロパティは、標準入力ストリームを介してコマンドに渡すことができます。たとえば、Name=targetName, Value=%NAME%のような入力プロパティを追加できます。コマンドは、標準入力ストリームを介してこれをSTDINtargetName=<target name>と読み取ることができます。「OSコマンド・アダプタ - 単一列」の使用例を参照してください。

  • 環境変数 - 拡張プロパティは、コマンドで環境変数を介して使用できます。たとえば、Name=targetType, Value="%TYPE%"のような環境変数を追加できます。コマンドは、環境変数ENVtargetTypeを使用してターゲット・タイプにアクセスできます。「OSコマンド・アダプタ - 単一列」の使用例を参照してください。

    ノート:

    Value="%TYPE%"は、特定のターゲット・タイプ(たとえば: host、wls)には適用できません。このようなターゲット・タイプには、かわりにValue=TYPEを使用します。

資格証明

  • ホスト資格証明 - OSコマンドの起動に使用される資格証明。「OSコマンド・アダプタ - 単一列」の使用例を参照してください。

  • 資格証明の入力 - OSコマンドの標準入力ストリームに渡される追加の資格証明。「OSコマンド・アダプタ - 単一列」の使用例を参照してください。