前提条件
Always-On Monitoringをインストールする前に、次の前提条件となるタスクが実行されていることを確認します。
環境設定
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Always-On Monitoringリポジトリを保持するOracle Databaseインスタンスのインストールまたは特定
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Enterprise Managerを13.4にアップグレードする必要があります。さらに、管理エージェントも13.4にアップグレードする必要があります。
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データベース管理者のアクセス権限がない場合は、Always-On Monitoringリポジトリへの追加をDB管理者に依頼する必要があります。「Always-On Monitoringスキーマ所有者への必要な権限の付与」に記載されているスクリプトを使用できます。
Enterprise ManagerリポジトリへのEMキーの保存詳細は、「EMキーの保存」を参照してください。
Java要件
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Always-On Monitoring (emscaを含む)が実行される環境にJDK8をインストールする必要があります。JAVA_HOME環境変数がJDK8の場所を指している必要があります。
システム・リソースの要件
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Always-On Monitoringで使用されるオープン・ファイル記述子の数は、http.queueSize + http.maxThreadsです。また、Always-On Monitoringでは、データベース接続プールも使用します。オープン・データベース接続数の範囲は、アクティブ・スレッドの数から最大100接続までです。
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最大メモリー要件は、1スレッド当たり10 MBと見積ります。エージェントはモニター対象のターゲットすべての詳細なステータスを通信する必要があるため、Always-On Monitoringの初回起動時にメモリー要求がピークに達します。