イベントの重大度状態別に異なる通知を送信するルールの設定
このタスクを実行する前に、クリティカルなメトリック・アラートが設定どおりに生成されるように、DBAが適切なしきい値を設定していることを確認します。
次に例を示します。
運用管理者が、本番データベース・グループのデータベースにクリティカルのメトリック・アラート・イベントが発生したときには特定のDBAを呼び出し、また同じターゲットについて警告のメトリック・アラート・イベントしたときにはDBAに電子メールを送信するというルールを設定します。このタスクは、データベースの新しいグループがデプロイされ、DBAがこのようなデータベースを管理する適切なルールを作成すると発生します。
適切なしきい値を設定するには、次のタスクを実行します。
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「設定」メニューで「インシデント」、「インシデント・ルール」の順に選択します。
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インシデント・ルール - すべてのエンタープライズ・ルール・ページで、ルール・セットをハイライトして「編集...」をクリックします。ルール・セットをハイライトして 「編集」 をクリックします(ルールはルール・セットのコンテキストで作成されます。新規に追加したターゲットを管理する既存のルール・セットがない場合は、ルール・セットを作成します。)
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ルール・セットの編集ページで、「ルール」セクションを探します。「作成...」をクリックします
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「作成するルールのタイプを選択」ダイアログで、「受信イベントおよびイベントの更新」を選択します。「続行」をクリックします。
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次のようにルールの詳細を入力します。
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「タイプ」については、「タイプ」として「メトリック・アラート」を選択します。
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基準のセクションで「重大度」を選択します。ドロップダウン・リストから、選択値として「クリティカル」および「警告」をクリックします。「次」をクリックします。
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アクションの追加ページで、「+」(「追加」)をクリックします。
「インシデントの作成」セクションで、「インシデントの作成」を選択します。「続行」をクリックします。アクションの追加ページに新規のルールが表示されます。「次」をクリックします。
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ルール名と説明を指定します。「次」をクリックします。
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確認ページで、設定が正しいことを確認し、「続行」をクリックします。ルールが正常に作成されたことを示すメッセージが表示されます。「OK」をクリックして、メッセージを閉じます。
次に、通知のアクションを実行するルールを作成する必要があります。
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ルールの編集ページの「ルール」セクションで、「作成」をクリックします。
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ルールのタイプに「新たに作成されたインシデントおよびインシデントの更新」を選択し、「続行」をクリックします。
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「特定のインシデント」を選択します。
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「重大度」を選択し、ドロップダウン・リストから「クリティカル」および「警告」を選択します。「次」をクリックします。
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アクションの追加ページで、「追加」をクリックします。条件付きアクション・ページが表示されます。
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「アクションの条件」セクションで、「指定された条件に一致する場合のみアクションを実行」を選択します。
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「インシデントは次の基準に一致」リストから「重大度」を選択し、ドロップダウン・リストから「クリティカル」を選択します。
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「通知」セクションの「ページ」フィールドにDBAを入力します。「続行」をクリックします。アクションの追加ページが表示されます。
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「追加」をクリックし、重大度が緊急用の新規アクションを作成します。
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「アクションの条件」セクションで、「指定された条件に一致する場合のみアクションを実行」を選択します。
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「インシデントは次の基準に一致」リストから「重大度」を選択し、ドロップダウン・リストから「警告」を選択します。
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「通知」セクションの「電子メール宛先」フィールドにDBAを入力します。「続行」をクリックします。アクションの追加ページに2つの条件付きアクションが表示されます。「次」をクリックします。
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ルール名と説明を指定します。「次」をクリックします。
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確認ページで、ルールが正しく定義されていることを確認して「続行」をクリックします。ルール・セットの編集ページが表示されます。
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「保存」をクリックし、新たに定義したルールを保存します。