適応メトリックしきい値のテスト

適応メトリックしきい値は一定期間におけるデータの統計サンプリングを利用するので、しきい値の精度は、収集されたデータの量と質に依存します。このため、しきい値が有効になるためには、十分な量のメトリック・データを収集する必要があります。適応しきい値に登録されたメトリック用のデータが十分に収集されているかどうかを確認するには、「テスト・データの適合性」機能を使用します。

  1. 「登録済の適応メトリック」リージョンで、「テスト・データの適合性」をクリックします。

    「すべてテスト」ボタン

    Enterprise Managerにより適応しきい値メトリックが評価され、結果が「テスト・メトリック」ウィンドウに表示されます。


    「テスト・メトリック」ウィンドウ

    適応しきい値を計算するためのデータが十分に収集されていると、結果列に緑色のチェックが表示されます。データが十分に収集されていない場合は、赤色のxが結果列に表示されます。この状況を解決するには、累積追跡データ・ウィンドウを長くすることをお薦めします。また、メトリック・データを収集する頻度を増やすこともできます。

  2. 結果の確認が終了したら、「保存してアクティブ化」をクリックします。