適応しきい値が正しいことの確認

Enterprise Managerでは、適応しきい値設定を使用して正確なターゲット・ワークロードメトリックしきい値の一致が決定されますが、それでも、メトリック・サンプリング・スケジュールを実際のターゲット・ワークロードに一致させる必要があります。たとえば、変動ウィンドウ・ベースライン期間(「変動ウィンドウ・ベースライン期間」を参照)がターゲット・ワークロードに一致する必要があります。一部の状況では、実際のターゲット・ワークロードが不明で、適応しきい値の設定が問題となることがあります。

適応しきい値の有効性を確認するために、Enterprise Managerでは、様々な適応設定を使用してしきい値を分析し、設定が正しいかどうかを確認できます。

既存の適応しきい値を分析するには、次の操作を行います。

  1. 「適応メトリックの登録」リージョンから、「しきい値の分析」をクリックします。

    「しきい値の分析」ボタン

    履歴メトリック・データのグラフ(各メトリックに1つ)を含む「しきい値の分析」ページが表示されます。


    「しきい値の分析」ページ

  2. 適応しきい値パラメータを変更して、メトリックしきい値設定をターゲット・ワークロードに厳密に一致させます。次の適応メトリック・パラメータをテストできます。

    しきい値変更頻度


    しきい値変更頻度

    しきい値のベース


    しきい値のベース

    メトリックの警告とクリティカルのしきい値


    メトリックの警告とクリティカルのしきい値

  3. 「しきい値変更頻度」または個々のメトリックに対する変更が終了したら、「保存」をクリックして、新しいパラメータを設定します。