Always-On Monitoringの更新
Enterprise Managerの通知機能を実行するために、Always-On Monitoringでは、ターゲット・モニタリングおよび管理者通知構成データをEnterprise Managerリポジトリと同期させる必要があります。Always-On Monitoringをインストールして次のコマンドを実行すると、完全同期が実行されます。
$AOM_HOME/scripts/emsctl sync
その後に増分同期を実行して、Always-On Monitoringのモニタリング/通知構成を最新の状態にする必要があります。
Enterprise Managerで次の変更を行うには、Always-On Monitoringの増分同期が必要です。
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新規ホスト(エージェント)の追加
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新規ターゲットの追加
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停止時連絡先の変更
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管理者電子メール・アドレスの変更
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電子メール・サーバー構成の変更
Always-On Monitoringは、24時間ごとに実行される増分同期ジョブによって自動的にEnterprise Managerとの同期を維持します。emsctl update_taskコマンドを使用して、同期間隔を変更できます。
$AOM_HOME/scripts/emsctl update_task -task_name=<SYNC|PURGE> -run_interval=<time in minutes between task executions>
増分同期は、emsctl syncコマンドで手動で実行できます。
増分同期の手動実行
syncコマンドを実行することによって、いつでもAlways-On Monitoringの増分同期を実行できます。
% $AOM_HOME/scripts/emsctl sync
手動の増分同期を実行するとき、Always-On Monitoringを停止する必要はありません。Always-On Monitoringが稼働しているか停止しているかに関係なく、SYNCコマンドを実行できます。
ノート:
enable_notificationコマンドを実行すると、増分同期が自動的に実行されます。-nosyncオプションを指定することによって、同期しないようにすることができます。