バイナリ・ログ構成メトリック

バイナリ・ログ構成メトリックをリストし、それぞれについて簡単に説明します。

名前 説明
バイナリ・ログ・キャッシュ・サイズ トランザクションの間にバイナリ・ログへの変更を保持するキャッシュのサイズ。このサーバーでなんらかのトランザクションス・トレージ・エンジンがサポートされている場合と、このサーバーでバイナリ・ログが有効になっている場合は、クライアントごとにバイナリ・ログ・キャッシュが割り当てられます。
バイナリ・ログ・チェックサム バイナリ・ログに書き込まれたイベントのチェックサムがソースによって書き込まれるようにします。NONEに設定すると無効になり、そうでない場合は、そのアルゴリズムの名前を使用してチェックサムが生成されます。現在は、CRC32チェックサムのみがサポートされています。
非トランザクション更新直接バイナリ・ログ有効 非トランザクション表に対する更新がトランザクション・キャッシュではなくバイナリ・ログに直接書き込まれるようにします。
DBがバイナリ・ログ実行基準 MySQLサーバーによって、現在、特定のデータベースのみに対するバイナリ・ログ更新のみにフィルタされているかどうか。
バイナリ・ログのエラー処理 このサーバーでバイナリ・ログに書き込みめないとき(それにより、ソースのログの整合性がなくなり、レプリケーション・レプリカが同期状態でなくなる可能性がある)に起こることを制御します。
バイナリ・ログのログ期限切れ秒数 バイナリ・ログの有効期限を秒単位で設定します。その期限をすぎるとバイナリ・ログ・ファイルが自動的に削除されきます。削除が発生する可能性があるのは、起動時と、バイナリ・ログがフラッシュされるときです。この変数とexpire_logs_daysの効果は累積的です。
バイナリ・ログ形式 この変数により、バイナリ・ロギング形式を設定します。これには、STATEMENT、ROW、MIXEDのどれかを設定できます。
バイナリ・ログ・グループ・コミット同期遅延 バイナリ・ログ・ファイルをディスクに同期するまでの、バイナリ・ログのコミットを待つ時間(マイクロ秒単位)を制御します。デフォルトでは、binlog-group-commit-sync- delayは0 (つまり、遅延なし)に設定されます。
バイナリ・ログ・グループ・コミット同期遅延中止件数 binlog-group-commit-sync-delayで指定されている現在の遅延を中断するまでの、待機するトランザクションの最大数。binlog-group-commit- sync-delayが0に設定されている場合、このオプションによる効果はありません。
バイナリ・ログGTID簡易リカバリ有効 この変数により、MySQLの起動時または再起動時のGTIDの検索の間にどのようにバイナリ・ログ・ファイルを反復的に使用するかを制御します。
DBがバイナリ・ログ無視基準 MySQLサーバーによって、現在、特定のデータベースに関してバイナリ・ログに対する更新が無視されているかどうか。
バイナリ・ログ最大フラッシュ・キュー時間 グループ・コミットに進むまでの、フラッシュ・キューからのトランザクションの読取り(また、sync_binlogが0より大きい場合はそのログとディスクとの同期)を続ける時間(マイクロ秒)。この値が0 (デフォルト)の場合、タイムアウトはなく、このキューが空になるまでこのサーバーによって新しいトランザクションの読取りが続行されます。
バイナリ・ログ順序によるコミット有効 この変数が有効(デフォルト)になっている場合、トランザクションは、バイナリ・ログに書き込まれる順序と同じ順序でコミットされます。無効になっている場合は、トランザクションが並列でコミットされる場合があります。場合によっては、この変数を無効にするとパフォーマンスが高まることがあります。
バイナリ・ログ行イメージ ROWベースまたはMIXEDバイナリ・ロギングを使用しているときに、その行の完全なビフォア(変更前)イメージ、または可能な場合はその行の最小イメージ(その表に一意キーがある場合)をログ記録するかどうか、あるいは、その行のビフォア・イメージからBLOB/TEXT列のみを除外するかどうか。
バイナリ・ログ行メタデータ 行ベースのロギングの使用時にバイナリ・ログに追加される表メタデータの量を構成します。設定できる値は、MINIMAL (デフォルト)とFULLです。
バイナリ・ログでの行問合せログ・イベント有効 このサーバーによって情報ログ・イベント(行問合せログ・イベントなど)がそのバイナリ・ログに書き込まれるようにします。この情報は、デバッグおよび関連する目的に使用できます(ソースで発行された元の問合せを、その行更新から再構築できないときに取得するなど)。
バイナリ・ログ行値オプション PARTIAL_JSONに設定されている場合は、行ベースのレプリケーションでの部分JSON更新のバイナリ・ロギングを有効にします。
バイナリ・ログ文キャッシュ・サイズ トランザクションの間に発行された非トランザクション文を保持するための、バイナリ・ログのキャッシュのサイズを決定します。このサーバーでなんらかのトランザクションス・トレージ・エンジンがサポートされている場合、およびこのサーバーでバイナリ・ログが有効になっている場合は、クライアントごとに、別個のバイナリ・ログ・トランザクション・キャッシュおよび文キャッシュが割り当てられます。
バイナリ・ログのトランザクション依存性履歴サイズ メモリー内に保持される、指定された行を最後に変更したトランザクションの検索に使用する行ハッシュの数に上限を設定します。この数に達すると、その履歴がパージされます。
バイナリ・ログのトランザクション依存性トラッキング レプリカのマルチスレッド・アプライヤによって並列で実行可能なトランザクションを決定するために使用する、ソース上の依存性情報のソース。設定できる値: COMMIT_ORDER (デフォルト)、WRITESETおよびWRITESET_SESSION。
バイナリ・ログでのファンクション作成者信頼有効 この変数は、バイナリ・ロギングが有効になっている場合に適用され、ストアド・ファンクション作成者を、安全でないイベントがバイナリ・ログに書き込まれる原因となるストアド・ファンクションを作成することはないと信じられるかどうかを制御します。
ログ期限切れ日数 バイナリ・ログ・ファイルを自動で削除するまでの日数。
バイナリ・ログ・ベース名 バイナリ・ログ・ファイルの名前と完全パスを保持します。
バイナリ・ログ有効 そのバイナリ・ログが有効になっているかどうか。
バイナリ・ログ索引 バイナリ・ログ・ファイル名の索引ファイル。
バイナリ・ログでのV1行イベント使用有効 バージョン2のバイナリ・ログ行イベントは、MySQL Cluster NDB 7.2.1以降ではデフォルトで使用されます。ただし、バージョン2のイベントは、以前のMySQL Clusterリリースでは読み取れません。--log-bin-use-v1-row-eventsを1に設定すると、mysqldにより、バージョン1のロギング・イベント(これは、以前のリリースで使用されるバイナリ・ログ・イベントの唯一のバージョン)を使用してバイナリ・ログが書き込まれます。そのため、古いレプリカで読み取れるバイナリ・ログが生成されます。
バイナリ・ログ最大キャッシュ・サイズ トランザクションでこのバイト数より多くのメモリーが必要になった場合は、このサーバーにより、「複数文トランザクションで'max_binlog_cache_size'のバイト数を超えるストレージが必要です」というエラーが生成されます。
バイナリ・ログ最大サイズ バイナリ・ログへの書き込みによって現在のログ・ファイル・サイズがこの変数の値を超えた場合は、このサーバーにより、バイナリ・ログがローテーションされます。
バイナリ・ログ文キャッシュ最大サイズ トランザクション内の非トランザクション文で、このバイト数を超えるメモリーが必要になった場合は、このサーバーによってエラーが生成されます。max_binlog_stmt_cache_sizeでは、文キャッシュのサイズのみが設定されます。トランザクション・キャッシュの上限は、max_binlog_cache_sizeシステム変数によってのみ制御されます。
SQLバイナリ・ログ有効 無効にした場合は、クライアントのバイナリ・ログへのロギングは実行されません。
バイナリ・ログの同期 この変数の値が0より大きい場合は、sync_binlogによるバイナリ・ログへの書込みの後に毎回、MySQLサーバーによってそのバイナリ・ログがディスクに同期されます(fdatasync()を使用)。