3 ジョブの作成、編集および削除

この章では、Enterprise Manager for Apache Tomcatでジョブを作成および編集する方法について説明します。

ジョブの作成および編集

ジョブを作成および編集するには、次のステップを実行します。

  1. Enterprise Manager Cloud Control 13cで、「エンタープライズ」「ジョブ」「アクティビティ」の順にクリックします。
  2. ジョブ・アクティビティ・ページで、「ジョブの作成」メニューからジョブ・タイプを選択し、「実行」をクリックします。次のいずれか1つを選択します:
    • Apache Tomcat – 構成テスト
    • Apache Tomcat – アプリケーションの起動
    • Apache Tomcat – サーバーの起動
    • Apache Tomcat – アプリケーションの停止
    • Apache Tomcat – サーバーの停止
  3. 「<Job Type>」ジョブの作成ページの「一般」タブで、ジョブの名前を指定し、個々のターゲットまたは1つの複合ターゲット(グループなど)を追加します。

    ノート:

    ジョブを編集する場合は、ジョブ名および選択したターゲットを変更します。
  4. <Job Type>の作成ページの「パラメータ」タブで、「オプション」メニューから、ジョブ機能の開始時の動作として適切なオプションを選択します。

    表3-1 ジョブ・パラメータ・オプション

    ジョブ・タイプ 使用可能なオプション
    Apache Tomcat – 構成テスト $CATALINA_HOME\binへのパスのオーバーライド – ユーザーはbinフォルダへのパスをオーバーライドできます。
    Apache Tomcat – アプリケーションの起動 起動するアプリケーション – 起動するアプリケーションの名前。
    Apache Tomcat – サーバーの起動 $CATALINA_HOME\binへのパスの上書き – ユーザーはbinフォルダへのパスを上書きできます。
    Apache Tomcat – アプリケーションの停止 停止するアプリケーション – 停止するアプリケーションの名前。
    Apache Tomcat – サーバーの停止 $CATALINA_HOME\binへのパスの上書き – ユーザーはbinフォルダへのパスを上書きできます。
  5. <Job Type>ジョブの作成ページの「資格証明」タブで、資格証明に適切なオプションを選択します。

    すでに設定されている優先資格証明を使用することも、新しい資格証明で優先資格証明を置き換えることもできます。いずれの場合も、エージェント・ホストに対して資格証明を指定する必要があります。

    優先資格証明を設定するには、Cloud Controlコンソールの右上隅にある「プリファレンス」をクリックします。左側の垂直ナビゲーション・バーから、「優先資格証明」をクリックします。Cloud Controlによって「優先資格証明」ページが表示されます。このページで、優先資格証明を設定できます。

  6. <Job Type>ジョブの作成ページの「スケジュール」タブで、ジョブをスケジュールします。
  7. <Job Type>ジョブの作成ページの「アクセス」タブで、このジョブに対する他のユーザーのアクセス権を定義または変更します。
  8. 「発行」をクリックしてジョブを作成します。