バックアップおよびREDOをリカバリ・アプライアンスに送信するためのData Guard以外のデータベースの構成
「リカバリ・アプライアンスへのフリート・バックアップの構成」ウィザードでは:
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「ターゲット」 ページ:
- 構成するデータベースがData Guardプライマリ・データベースである場合は、「Data Guardデータベースの構成」を有効にします。次の例では、このオプションは有効になっていません。
- 必要に応じて、「リカバリ・アプライアンスのバックアップおよびリカバリの継続性の有効化」を選択します。次の例では、このオプションは選択されていません。
このオプションの詳細は、「リカバリ・アプライアンスのバックアップおよびリカバリの継続性のためのData Guard以外のデータベースの構成」を参照してください。両方のリカバリ・アプライアンスで、Zero Data Loss Recovery Appliance管理パックが有効になっている必要があります。この機能は、少なくとも2つのリカバリ・アプライアンスでパックが有効になっている場合にのみ使用できます。
- 「ターゲット・タイプ」を選択します。構成が個々のデータベース用である場合は、
「データベース」
を選択します。構成がデータベースのフリート用である場合は、「グループ」
を選択します。 - バックアップを構成するターゲットを選択します。個々のデータベースまたはデータベースを含むグループを選択します。
ターゲット・セレクタは、前述の選択内容に応じて表示されるターゲットをフィルタ処理します。次の例は、Data Guard以外のデータベースおよび個々のデータベースの選択を示しています。
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「リカバリ・アプライアンス設定」ページ:
- バックアップの送信先となるリカバリ・アプライアンスを選択します。Oracle Enterprise Managerで認識されるすべてのリカバリ・アプライアンスがメニューで使用できます。Zero Data Loss Recovery Appliance管理パックが有効になっているリカバリ・アプライアンスへのバックアップのみが構成できます。
- 「プロトコル」で、
「TCP」
または「TCPS」
を選択します。リカバリ・アプライアンスでサポートされるプロトコルが1つのみの場合は、それがデフォルトで選択されています。 - 必要に応じて、「オーバーライド接続記述子」を指定して、Oracle Enterprise Managerがリカバリ・アプライアンスへの接続に使用する記述子をオーバーライドできます。
- バックアップの送信に使用する「仮想プライベート・カタログのユーザー」を選択します。Oracle Enterprise Managerで認識されているこのリカバリ・アプライアンスのすべての仮想プライベート・カタログ・ユーザーがここに示されます。選択したすべてのデータベースのリカバリ・カタログ・メタデータにアクセスできる仮想プライベート・カタログ・ユーザーを選択します。
- 必要に応じて、リカバリ・アプライアンスに対して「リアルタイムREDOトランスポートの有効化」を選択できます。
- 必要に応じて、リカバリ・アプライアンス・バックアップ・モジュールをインストールするかどうかを選択します(23aiより前のデータベース・バージョンの場合、お薦めします)。
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「資格証明」ページ:
- 「前提条件」の要件に従って、優先データベース資格証明または名前付きデータベース資格証明のいずれかを選択します。
- 「前提条件」の要件に従って、優先データベース・ホスト資格証明または名前付きデータベース・ホスト資格証明のいずれかを選択します。
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「スケジュール」ページ:
- 必要に応じて、「グループ内の新規データベースを自動的に構成」を有効にします。詳細は、「リカバリ・アプライアンスの自動データベース・フリート・バックアップ構成の設定」を参照してください。
- デプロイメント・プロシージャを実行するタイミングを指定します。個々のデータベースの場合、
「即時」
または「後で」
から選択します。データベース・グループの場合、デプロイメント・プロシージャを繰返し実行して、グループに加わる新しいデータベースを自動的に構成する場合は、「繰返し」
を選択することもできます。次の例では、ユースケースが個々のデータベース用であるため、このオプションは使用できません。 - 構成を実行するために発行されるデプロイメント・プロシージャの一意に識別可能な名前を指定します。
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「確認」ページ: ウィザードでの選択内容を確認します。「発行」をクリックします。
リカバリ・アプライアンスにバックアップするようにこれらのデータベースを構成するデプロイメント・プロシージャが発行されます。デプロイメント・プロシージャへのリンクが確認ダイアログに表示されます。