AHFバランス・レポートの生成

前述のチャートを分析すると、1つ以上のデータベースのCPU使用率が、同じExadataシステム上の他のデータベースによって影響を受けていることがわかる場合があります。Database Impact Advisorでは、クラスタ、クラスタ・データベースおよびデータベース・インスタンスのAHFバランス・レポートを生成し、ノイジー・ネイバーを特定できます。これらのレポートを生成するには、AHFをインストールする必要があります。「Database Impact Advisor用のAHF構成」を参照してください。

CPU影響タブの「アクション」メニューを使用して、関連するターゲットの詳細なAHFバランス・レポートを生成します。レポートの準備ができたら、Oracle Enterprise Manager内のレポートにアクセスするためのクリック可能なアイコンが表示されます。レポートには、データベース・インスタンス全体にわたる影響の積上げタイムラインが示され、スタンバイ・データベースが構成されている場合は、障害回復シナリオに関する情報が含まれます。レポートは、後でアクセスできるように保存できます。アクション・プランセクションには、検出されたCPU影響を軽減するために実装できる推奨処置が示されます。


CPU影響を軽減するための推奨処置


影響の積上げタイムライン


障害回復シナリオに関する情報