既存のグリッド・インフラストラクチャでのFPPサーバーのプロビジョニング

既存のOracle Grid InfrastructureでFPPサーバーを構成するには、グリッド・インフラストラクチャ管理リポジトリ(GIMR)およびグリッド・ネーミング・サービス(GNS)がすでに設定されていることを確認します。これらのコンポーネントが構成されていない場合は、このプロセスの一環として設定されます。また、FPPサーバーには、ソフトウェア・イメージを格納するためのディスク・グループおよびマウント場所が必要です。

  • EM CLI:

    コマンド形式:

     emcli submit_procedure -input_file=data:"/home/user_name/FPP/input.properties" -name="SETUP_FPP_SERVER"

    FPPサーバー・プロシージャを発行する場合は、特定のプロシージャ名SETUP_FPP_SERVERを使用します。

    submit_procedure動詞の詳細は、コマンドライン・インタフェース・リファレンスEMCLIを使用したsubmit_procedureを参照してください。

    必要な情報がすべて含まれる入力ファイルの例:

    TARGET_NAME=emracn0607
    FPP_DISK_GROUP=MGMTDB
    FPP_IMAGES_MOUNTPOINT=/scratch/cuser/fppImages
    GNS_VIP_ADDRESS=emracn0607-gns.subnet1rg.emsubnet.companyvcn.com
    NORMAL_USER=CUSER:SYSMAN
    ROOT_USER=CUSER_ROOT:SYSMAN
    MIN_HEAP_SIZE=3G
    MAX_HEAP_SIZE=5G
    REST_USER_NAME=restuser
    REST_USER_PASSWORD=<password>
    REST_USER_EMAIL=user@example.com
  • REST API:

    エンドポイント:

    https://<OMS_CONSOLE_HOST>:OMS_CONSOLE_PORT>/em/api/deploymentProcedures/{deploymentProcedureId}/actions/submit

    詳細は、『Oracle Enterprise ManagerのREST API』REST APIを使用したデプロイメント・プロシージャの発行を参照してください。

FPPサーバーのプロビジョニングに使用できる変数のリストは、「FPPサーバーおよびクライアントのプロビジョニングに使用される変数のリスト」を参照してください。