タッチレス自動エンドツーエンド・データベース・フリート・バックアップ管理
タッチレスで自己管理型のフリート・バックアップ自動化機能を利用するには、保護されたデータベース管理機能をEM動的グループで使用します。構成およびバックアップ・プロシージャの最初のスケジューリング後、グループに加わるデータベースがその後検出されると、指定されたリカバリ・アプライアンスにバックアップするように自動的に構成され、バックアップがスケジュールされます。
保護されたデータベース・フリート構成: 操作のターゲットとしてグループを選択し、自動構成オプションを選択して、プロシージャを定期的に実行するようにスケジュールします。グループに加わる新しいデータベースは、プロシージャの次回実行時にバックアップおよびREDOをリカバリ・アプライアンスに送信するように自動的に構成されます。すでに構成されているデータベースはスキップされます。
保護されたデータベース・フリート・バックアップ・スケジューリング: 操作のターゲットとしてグループを選択します。グループに対してスケジュールされたバックアップ実行では、グループに加わる新しいデータベースが自動的に取得されます。
データベース・グループに対してタッチレス自動エンドツーエンド・バックアップ管理を設定するには:
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Oracle Enterprise Managerでの動的グループの作成: このグループに加わるデータベースのメンバーシップ基準を指定します。この例では、基準は「ライフサイクル・ステータス」を値
「本番」
に設定する必要があることです。グループの詳細は、「リカバリ・アプライアンスへのフリート・バックアップの構成およびスケジュールにおけるグループの使用」を参照してください。
グループ
ProdGroup
の初期ステータスは、4つのメンバーがあることを示しています。
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「リカバリ・アプライアンスへのフリート・バックアップの構成」ウィザードでは:
- 「ターゲット」ページで、フリート構成操作のターゲットとしてグループ(
ProdGroup
など)を選択します。 - 「スケジュール」ページで、「グループ内の新規データベースを自動的に構成」を有効にします。
デプロイメント・プロシージャが発行されると、デプロイメント・プロシージャの最初の実行では、このグループに含まれる4つのデータベースがリカバリ・アプライアンスにバックアップするように構成されていることが示されます。
- 「ターゲット」ページで、フリート構成操作のターゲットとしてグループ(
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「リカバリ・アプライアンスへの推奨フリート・バックアップのスケジュール」ウィザードで、ターゲットとしてこのグループ(
ProdGroup
など)を選択します。
このデータベース・グループのバックアップを毎晩実行するように指定します。
実行されるフリート・スケジュール・バックアップ・プロシージャでは、4つのデータベースが実際にバックアップされたことが示されます。

その後、「ライフサイクル・ステータス」が「本番」
に設定された5番目のデータベースが検出されます。このデータベースは、グループProdGroup
に自動的に加わります。
バックアップのフリート構成プロシージャの次の実行では、この新しいデータベース1つが取得され、リカバリ・アプライアンスにバックアップするように構成されます。

これが完了すると、バックアップのフリート・スケジュール・プロシージャの次の実行で、このデータベースは(4つの元々のデータベースとともに)リカバリ・アプライアンスに自動的にバックアップされます。
