16.3 グラフ・サーバー(PGX)でのグラフ管理
グラフをグラフ・サーバー(PGX)にロードし、グラフの公開、格納、削除などの様々な操作を実行できます。
ノート:
グラフ・サーバー(PGX)メモリーの解放に使用されなくなった場合は、そのグラフを必ず削除します。詳細は、グラフの削除を参照してください。- Oracle Databaseからグラフ・サーバー(PGX)へのグラフの読込み
グラフ・サーバー(PGX)にログインすると、データベースからグラフ・サーバーにグラフを読み込むことができます。 - グラフ・スナップショットのディスクへの格納
グラフをメモリーに読み込んだ後、グラフに変更(PageRankアルゴリズムの実行や頂点プロパティとしての値の格納など)を加えた場合は、グラフのそのスナップショットをディスクに格納できます。 - グラフの公開
他のセッションで参照できるように、グラフ・サーバー(PGX)にロードされるグラフを公開できます。同様に、グラフのスナップショットを他のセッションで使用可能にすることもできます。 - グラフの削除
グラフ・サーバー(PGX)のメモリー使用量を削減するには、セッションで、close()
メソッドを呼び出して、getGraph()
を介して作成した未使用のグラフ・オブジェクトを削除する必要があります。 - グラフ共有オプションおよびグラフ権限の検証
pgx.conf
ファイルのgraph_sharing_option
パラメータは、グラフを共有できるかどうか、およびグラフを共有する方法を決定します。
親トピック: グラフ分析を使用したアプリケーションの開発