2.1 Spatial Studioの前提条件と推奨事項
この項では、Spatial Studioを使用するために適用される前提条件および推奨事項について説明します。
Spatial Studioを使用してアクションを実行するためにユーザーが接続するデータベースに、Oracle Spatialをインストールする必要があります。(Oracle Locatorをインストールするだけでは不十分です。)
次の追加要件および推奨事項が適用されます。
- Javaのバージョン: Java JDK 11 (64ビット)以降。
- Oracle Database 19c以上これはSpatial Studioメタデータ・スキーマにも、Spatial Studioユーザーによって使用されるすべてのデータベース接続にも適用されます。
ノート:
Oracle Spatial Studioリリースは、サポートされているOracle Databaseバージョンとの下位互換性があります。 - Oracle WebLogic Server 14c以降。
- Spatial Studioのメタデータ・スキーマのセットアップに記載されている権限はすべて、Spatial Studioを操作する各データベース・ユーザーに必要です。
- Spatial Studioで作業する各データベース・ユーザーのデフォルト表領域の割当て制限。ALTER USER文の形式:
ALTER USER [username] QUOTA [quota value] ON [default tablespace name];
たとえば、デフォルト表領域
users
を持つtest_user
という名前のユーザーの場合は、次のようになります。ALTER USER test_user QUOTA unlimited ON users;
- Spatial Studioリポジトリ・スキーマのデフォルト表領域では、圧縮を使用しないでください。
- ラスター・ファイルをGeorasterとしてOracle Databaseにアップロードするための、「Spatial Studioを使用したラスター・ファイルのアップロードのための前提条件」で示されているすべての前提条件。
親トピック: Oracle Spatial Studioの管理