1.2 Spatial Studioの用語

この項では、Oracle Spatial Studioの主な概念とドメイン・オブジェクトについて説明します。

  • 接続: 接続はユーザーが作成します。Spatial Studioが外部データ・ソース(通常は特定のデータベース・スキーマ)からユーザー・データをロードできるように詳細を提供します。
  • データセット: データセットは、ユーザーのデータの基本的な編成単位です。
  • プロジェクト: プロジェクトでは、データ・ビジュアライゼーションおよび分析が行われます。これは保存して再度開くことができるワークスペースです。
  • 公開プロジェクト: 公開プロジェクトは、ユーザーがプロジェクトに作成したビジュアライゼーションおよび分析のスナップショットです。ユーザーが組織内で作成した内容を共有するための簡単な方法を提供します。
  • 分析: 通常、分析は1つ以上のデータセットに対して実行される1つ以上の(空間)操作です。分析の操作タイプとそのパラメータはすべて、プロジェクトの一部として格納されます。他のデータセットと同様に、分析の結果をビジュアル化できます。
  • メタデータ・スキーマ(リポジトリ):: Spatial Studioのメタデータ・スキーマは、すべてのSpatial Studioメタデータを集中管理するリポジトリを含むOracle Databaseです。
  • ユーザー: Spatial Studioのエンド・ユーザー(通常はビジネス・アナリストと管理ユーザー)。これらのユーザーはデータベース・スキーマ所有者ではなく、通常、情報がLDAPに似たディレクトリに格納され、認証がWebLogic Serverによって実行されるアプリケーション・ユーザーです。
  • パブリック・データセット: パブリック・データセットは、最初にSpatial StudioにログオンせずにアクセスできるGeoJSONエンドポイントを持つデータセットです。パブリック・データセットは、すべてのSpatial Studioユーザーに常に表示され、プロジェクトで使用できます。
  • パブリック公開済プロジェクト(PPP): パブリック公開済プロジェクトとは、関連データセットがすべてパブリック・データセットであり、公開済プロジェクト自体も公開されている公開済プロジェクトのことです。パブリック公開プロジェクトのビジュアライゼーションを他のWebアプリケーションに埋め込むことも、最初にSpatial StudioサーバーにログオンせずにWebブラウザでスタンドアロンで表示することもできます。