5.5 緯度/経度ペアを接続する線の作成

「開始/終了点から線を作成」変換操作では、緯度と経度のペア2つの座標をつないだ線がマップ・レイヤー上に作成されます。

この変換分析を実行するには、各行の緯度座標と経度座標の2つのペア(1つは開始点、もう1つは終了点)で構成されるデータセットが「アクティブ・プロジェクト」ページに追加されていることを確認します。「開始/終了点から線を作成」分析では、これら2ペアの緯度座標と経度座標の列名を入力として使用し、開始点と終了点をつないだ線ジオメトリを生成します。
「開始/終了点から線を作成」空間分析を実行するには、次のステップを実行します。
  1. 「レイヤー」タブで、座標をフィルタする必要があるマップ・レイヤーに対して「メニュー」アイコンをクリックします。
  2. 「空間分析」を選択します。
    「空間分析処理」スライダが開きます(図5-1を参照)。
  3. 「変換」タブをクリックし、「開始/終了点から線を作成」を選択します。
    次のような「開始/終了点から線を作成」スライダが開きます:

    図5-9 緯度/経度線分析の構成

    図5-9の説明が続きます
    「図5-9 緯度/軽度分析の構成」の説明
  4. 必要に応じて、結果のデータセット名を「結果データセット」で変更します。
  5. 「開始経度列」を選択します。
  6. 「開始緯度列」を選択します。
  7. 「終了経度列」を選択します。
  8. 「終了緯度列」を選択します。
  9. オプションで、「地球の表面の弧を表す線ストリングとして表示」トグルをONにします。
    このファクタは、地球が球状であることを考慮し、マップ・レイヤー上の2組の座標間の接続線を投影します。これは2つの座標間の距離が大きい場合に大変便利なので、このオプションを使用することをお薦めします。
  10. オプションで、「結果の線ストリングの頂点間の距離(メートル)」を変更します(前のステップで「地球の表面の弧を表す線ストリングとして表示」オプションを含めた場合のみ)。
  11. 「実行」をクリックします。
    分析結果は、「アクティブ・プロジェクト」ページの左ペインにある「データ」要素パネルの「分析」の下にリストされます。
  12. マップ・ビューで次のレイヤーをドラッグ・アンド・ドロップします: 開始点、終了点、最後にGEOMETRY (開始点と終了点を接続する) 分析。
    次の図では、「開始/終了点から線を作成」空間分析の例を示しています:

    図5-10 緯度/経度線分析のビジュアル化

    図5-10の説明が続きます
    「図5-10 緯度/経度線分析のビジュアル化」の説明