5 Spatial Studioでの分析の実行
Spatial Studioでは、様々な空間分析(近接性によるフィルタリング、最近傍分析など)を実行し、結果をビジュアル化できます。
これらの空間分析は、Spatial Studioでは次のカテゴリにグループ化されています:
- フィルタ
- 組合せ
- 変換
- メジャー
- 分析
次のトピックでは、いくつかの空間分析処理について説明します:
- 指定した距離内のジオメトリの確認
SDO_WITHIN_DISTANCE
フィルタを使用すると、マップ・レイヤーの点から特定の距離内にある座標をフィルタできます。 - 非空間属性でフィルタされたジオメトリの確認
複合問合せを使用して非空間フィルタ分析を実行できます。 - N-最近ジオメトリの確認
SDO_NN_V2
フィルタを使用すると、ジオメトリに対するN-最近ジオメトリを確認できます。 - リージョン別要約分析
Spatial Studioでは、リージョン・ベースのデータセットのデータ・ポイントの概要(数、平均、合計、最小、最大など)を取得できる記述分析がサポートされています。 - 緯度/経度ペアを接続する線の作成
「開始/終了点から線を作成」変換操作では、緯度と経度のペア2つの座標をつないだ線がマップ・レイヤー上に作成されます。 - 最短と最速の経路の検索
運転経路空間分析操作を使用すると、2つのポイント間で最短または最速の運転経路を検索して格納できます。 - 分析用の等値線マップの作成
一連の入力位置について、指定した距離または時間の範囲内で到達できるエリアを示す、等値線(運転時間)ポリゴンを作成できます。 - ジオメトリ稠密化分析
ジオメトリ稠密化変換操作では、間隔値に基づいてさらにポイントを追加することで、入力ジオメトリを稠密化します。 - 空間分析の編集
既存の空間分析を編集して、特定の必須パラメータを変更できます。