5.8 ジオメトリ稠密化分析

ジオメトリ稠密化変換操作では、間隔値に基づいてさらにポイントを追加することで、入力ジオメトリを稠密化します。

この分析は、2つの座標間の長距離のビジュアル化に役立ちます。

この分析を実行するには、入力ジオメトリ(線またはポリゴン)からなるデータセットが「アクティブ・プロジェクト」ページに追加されていることを確認してください。

次のステップを実行して、ジオメトリ稠密化空間分析を実行します。
  1. 「レイヤー」タブで、座標をフィルタする必要があるマップ・レイヤーに対して「メニュー」アイコンをクリックします。
  2. 「空間分析」を選択します。
    「空間分析処理」スライダが開きます(図5-1を参照)。
  3. 「変換」タブをクリックし、ジオメトリ稠密化を選択します。
    次のようなジオメトリ稠密化スライダが開きます:

    図5-15 ジオメトリ稠密化の構成



  4. オプションで、「結果データセット」の名前を変更します。
  5. 「変換するレイヤー」を選択します。
  6. オプションで、稠密化の間隔を変更します。
    この間隔の値が小さすぎると、稠密化されたジオメトリに非常に多くの頂点が含まれる場合があります。これにより、ストレージに関してや、それらをビジュアル化するときやさらに分析するときのパフォーマンスに関して、悪影響が生じる可能性があります。
  7. 「実行」をクリックします。
    分析結果は、「アクティブ・プロジェクト」ページの左ペインにある「データ」要素パネルの「分析」の下にリストされます。
  8. 稠密化さされたジオメトリ列を結果データセットからドラッグ・アンド・ドロップします。
    次の図は、ジオメトリ稠密化空間分析の例を示しています。地球が球状であることを考慮し、稠密化されたジオメトリ(緑色)は曲線として投影されます。

    図5-16 ジオメトリ稠密化分析のビジュアル化