5.7 分析用の等値線マップの作成

一連の入力位置について、指定した距離または時間の範囲内で到達できるエリアを示す、等値線(運転時間)ポリゴンを作成できます。

次のステップを実行して、運転到達範囲空間分析を実行します。
  1. 「レイヤー」タブで、入力位置が含まれているマップ・レイヤーに対して「メニュー」アイコンをクリックします。
  2. 「空間分析」を選択します。
    「空間分析処理」スライダが開きます(図5-1を参照)。
  3. 「分析」タブをクリックして、運転到達範囲を選択します。
    次のような「運転時間/距離ポリゴンの計算」スライダが開きます:

    図5-13 到達時間の構成



  4. 必要に応じて、「結果データセット」において、結果となるデータセットの名前を変更します。
  5. ポリゴン計算元ドロップダウンから入力ジオメトリを指定します。
    次のいずれかのオプションを選択できます。
    • 点ジオメトリ: データセットの特定の入力ジオメトリ列を選択します。
    • 座標入力: 「経度」「緯度」の座標を手動で入力します。
    • マップ上のピン: このオプションは、マップ上に1つ以上のピンが作成されている場合に表示されます。
  6. 必要に応じて到達範囲の距離または時間を指定します。
  7. 指定した到達範囲について「単位」を選択します。
  8. オプションで、「ジオメトリ列名」を、結果となるポリゴン・ジオメトリの格納先に変更します。
  9. 「実行」をクリックします。
    分析を実行するジョブが開始されます。ジョブが完了すると、「アクティブ・プロジェクト」ページの左ペインにある「データ」要素パネルの「分析」の下に分析結果データセットがリストされます。
  10. 「結果データセット」からマップ・ビューにそのジオメトリ列をドラッグ・アンド・ドロップします。
    次の図は、運転到達範囲空間分析の例を示しています。これらのポリゴンでは、入力位置から2時間以内で到達できるエリア(緑色で表示)が示されています。

    図5-14 等値線マップ分析