Form Builder Standaloneのインストールおよび構成

Form Builder Standalone環境をインストールおよび構成します。

Form Builder Standaloneソフトウェアをインストールし、Form Builder Standalone環境を構成するには:

  1. 「Oracle Formsインストーラの起動」の説明に従ってインストーラを起動します。
  2. プロンプトが表示されたら、新規で空のOracleホームにインストールします。

    ノート:

    Fusion Middleware Infrastructure上にインストールしないでください。
  3. 「インストール・タイプ」画面で、「スタンドアロンForm Builder」を選択します。
    空のOracleホーム・ディレクトリを正しく選択した場合は、デフォルトで選択する必要があります。
  4. インストール・ウィザードの最後の画面で、「Forms Builder構成ウィザードの自動起動」を選択して、インストールの完了時に構成ウィザードを起動します。

    コマンド・プロンプトからConfiguration Assistantを手動で起動することもできます。

    ノート:

    Unix/Linuxでは、シェル・ユーザーがインストール所有者と同じであることを確認します。MS Windowsでは、シェル・ユーザーに昇格された権限があることを確認します。

    Unixでは、次のコマンドを入力します。

    $ORACLE_HOME/forms/common/bin/config_builder.sh

    ノート:

    Microsoft Windowsマシンではconfig_builder.cmdを使用します。

    次の引数を指定すると、スクリプト化またはサイレント・インスタンス構成を実行することもできます。

    • autoconfig: これを使用して、新しいインスタンスを自動的に構成します。新しいインスタンスの名前はformsNになります。ここで、Nは1から始まる連続番号です。コマンドをこのOracleホームに対して実行するたびに、Nは1ずつ増加します。新しいインスタンスは、Oracleホームに自動的に作成されます。
    • formBuilderInstance: この引数とautoconfig引数を組み合せて使用して、インスタンスの場所のパスを指定します。このパラメータを指定すると、autoconfig引数の自動命名動作がオーバーライドされます。パスは、空白を含むディレクトリを含まない値である必要があります。

    コマンドの使用方法の例を次に示します。

    config_builder.cmd autoconfig formBuilderInstance=C:\myFormBuilder\inst1

    これらのいずれも指定しない場合は、構成ウィザードが開きます。

  5. プロンプトが表示されたら、「インスタンス構成」画面でForm Builderインスタンス・パスのパスと名前を入力し、「次」をクリックします。

    次に例を示します。

    C:\Oracle\Middleware\bld_inst1

    構成が完了すると、「構成の進行状況」画面に「構成成功」のメッセージが表示されます。
  6. 「次」をクリックして「構成の終了」画面に進みます。

    この画面には、OracleホームおよびForm Builderインスタンスの場所が表示されます。

  7. 「終了」をクリックして、インストーラを終了します。