Forms Application Deployment Servicesのインストール
Forms Application Deployment Services (FADS)により、アプリケーションのパッケージ化やアプリケーションのアーカイブ・コピーのデプロイ、構成および格納のプロセスが簡略化されます。この項の手順に従って、既存のドメインにForms Application Deployment Services (FADS)をインストールして構成します。
この節の内容は以下のとおりです。
Forms Application Deployment Servicesの構成
インストール・ステップを完了したら、ドメインを作成して、Forms Application Deployment Servicesアプリケーションの構成を開始できます。
次のFADSアプリケーション構成ステップをFusion Middlewareドメインで実行する必要があります。
RCUスキーマの設定
Oracle FormsまたはFADSを含むドメインを構成するときに、欠落しているリポジトリ作成ユーティリティ(RCU)スキーマを追加します。FADSの構成では、リポジトリのユーザー・メッセージング・サービス(UMS)および依存性情報が必要です。
ノート:
これがアップグレードではなく新規インストールの場合は、このRCUスキーマのステップをスキップできます。インストール手順に従った場合、必要なすべてのスキーマがすでにインストールされている必要があります。これが以前のリリースからのアップグレードの場合は、必要なスキーマが欠落している可能性があるため、追加する必要があります。
UMSスキーマをドメイン・リポジトリに追加するには:
既存のFormsドメインへのFADSテンプレートの適用
構成ウィザードを使用して、既存のFormsドメインにFADS拡張テンプレートを適用します。
ノート:
続行する前に、Universal Messaging Service (UMS)リポジトリ・スキーマが存在することを確認してください。スキーマがない場合のUMSの追加については、「RCUスキーマの設定」を参照してください。FADS構成後ステップの実行
Formsドメインの作成または更新後、あるいはパッチの適用後に、次のステップを実行します。
ノート:
ドメインがセキュア・モードを有効にして作成され、インストールに付属するデモSSL/TLS証明書(本番での使用は推奨されません)を使用する予定の場合は、次に示すWLSTコマンドを実行する前に、次を設定します。
UNIX/Linuxの場合:
export WLST_PROPERTIES="-Dweblogic.security.SSL.ignoreHostnameVerification=true -Dweblogic.security.TrustKeyStore=DemoTrust"
MS Windowsの場合
set WLST_PROPERTIES="-Dweblogic.security.SSL.ignoreHostnameVerification=true -Dweblogic.security.TrustKeyStore=DemoTrust"