Java Web StartおよびFormsスタンドアロン・ランチャのためのFormsとJavaScriptの統合
Java Web StartまたはFormsスタンドアロン・ランチャを使用している場合は、Forms Websocket JavaScript統合(WJSI)を使用してJavaScriptと統合できます。
JavaScriptを使用してFormsアプリケーションをWebページを統合する機能は、Oracle Forms 11g R2で導入されました。この機能を使用すると、開発者はFormsアプリケーションとHTMLベースのWebアプリケーションを調和することができました。FormsアプリケーションがHTMLページと通信できるため、アプリケーションの設計がよりクリエイティブになりました。12.2.1.3以前のリリースでは、Java Web StartまたはFormsスタンドアロン・ランチャを使用している場合、JavaScriptを使用した統合の機能は使用できませんでした。これは、その構成に親ブラウザが含まれておらず、したがって、2つのテクノロジ間をつなぐ方法が公開されていないためです。
きわめて軽量なWebリスナーであるEclipse/Jettyを利用して、Java Web StartまたはFormsスタンドアロン・ランチャを使用して実行されているFormsアプリケーションでは、WebSocket接続を介してWebページと通信できます。
この機能には、EclipseからのJetty jarファイル(jetty-all-9.4.5.v20170502-uber.jar
以降)のダウンロードおよび署名が必要となります。maven.orgにあるjetty-allディレクトリからjarファイルをダウンロードします。
ノート:
9.4ファミリより新しいJettyバージョンでFormsを実行するには、ユーザーのマシンでJava 11以降を使用する必要があります。Jettyの詳細は、The Eclipse Jetty Projectを参照してください。
Webページとフォーム・アプリケーションの統合を容易にするために、EclipseまたはJettyの使用に加えて、統合する各Webページには、WebページのBODYに次のHTMLが含まれている必要があります。
<script src="/forms/java/frmwebsocketjsi.js"></script>
ノート:
frmwebsocketjsi.jsのコンテンツの変更はサポートされていないか、推奨されていません。また、このファイルはデフォルトの場所から移動しないことをお薦めします。これを行うと、パッチによって必要に応じてファイルを正しく更新できなくなります。