JavaScript統合用のWeb構成

Formsアプリケーションの管理者は、formsweb.cfgのパラメータenableJavascriptEventをtrueまたはfalseに設定することによってJavaScript統合を有効または無効にすることができます。

enableJavascriptEventがtrueに設定されていない場合、JavaScriptからのコールは無視されます。document.<applet_name>を介してFormsアプレットを参照するには、applet_nameパラメータをHTML開発者によって使用される値に設定する必要があります。

また、管理者はformsweb.cfgJavaScriptBlocksHeartBeat(デフォルト値: false)をtrueに設定する必要があります。これにより、JavaScriptの実行中にFormのHEARTBEATがブロックされます。FORMS_TIMEOUTの時間内にJavaScriptが実行全体をコールする場合、JavaScriptBlocksHeartBeatをtrueに設定すると追加のネットワーク・メッセージを回避でき、パフォーマンスが向上します。

JavaScriptBlocksHeartBeatをtrueに設定した場合は、JavaScriptの実行に要する時間がFORMS_TIMEOUTの値を超えるとFormsが異常終了します。

次のWeb構成パラメータは、前述の項で説明したWJSI構成でオプションとして使用できます。
  • websocketJSILogging
  • websocketJSIServerTimeout
  • websocketJSISessionTimeout
これらのパラメータの使用方法の詳細は、「Web構成パラメータ」の項を参照してください。