トレース可能イベントのリスト
この項で示す表は、トレースに定義できるイベントを示しています。Formsの今後のリリースでは、さらに多数のイベントがこのリストに追加される可能性があります。
イベント型には、次のものがあります。
-
ポイント・イベント: 識別可能な継続時間がないユーザー・アクションや内部信号の結果としてOracle Formsに発生したイベント(ステータス行のエラー・メッセージの表示など)。このイベント型のインスタンスのたびに、ログ・ファイルに1つのエントリが作成されます。
-
期間イベント: トリガーのように開始と終了があるイベント。このイベント型のインスタンスのたびに、ログ・ファイルに1組のエントリ(開始と終了のイベント)が作成されます。
-
ビルトイン・イベント: ビルトインに関連したイベント。このイベント型のインスタンスのたびに、イベントに関する様々な情報(たとえば、引数の値など)が得られます。
表-41 トレース可能イベントのリスト
イベント番号 | 定義 | タイプ |
---|---|---|
0 |
異常エラー |
ポイント |
1 |
フォーム・オープン時のエラー |
ポイント |
2 |
Formsの使用不能エラー |
ポイント |
3 |
ステータス・バー上のエラー・メッセージ |
ポイント |
4-31 |
将来の使用のために予約済 |
該当なし |
32 |
起動 |
ポイント |
33 |
メニュー |
ポイント |
34 |
キー |
ポイント |
35 |
クリック |
ポイント |
36 |
ダブルクリック |
ポイント |
37 |
値 |
ポイント |
38 |
スクロール |
ポイント |
39 |
LOV選択 |
ポイント |
40 |
使用されていません |
使用されていません |
41 |
ウィンドウのクローズ |
ポイント |
42 |
ウィンドウのアクティブ化 |
ポイント |
43 |
ウィンドウの非アクティブ化 |
ポイント |
44 |
ウィンドウのサイズ変更 |
ポイント |
45 |
タブ・ページ |
ポイント |
46 |
タイマー |
ポイント |
47 |
DBイベント |
ポイント |
48 |
将来の使用のために予約済 |
該当なし |
49-63 |
将来の使用のために予約済 |
該当なし |
64 |
フォーム(開始と終了) |
期間 |
65 |
プログラム・ユニット(開始と終了) |
期間 |
66 |
トリガー(開始と終了) |
期間 |
67 |
LOV (開始と終了) |
期間 |
68 |
エディタの起動 |
ポイント |
69 |
キャンバス |
ポイント |
70 |
アラート |
期間 |
71 |
ファイルの取得 |
ポイント |
72-95 |
将来の使用のために予約済 |
該当なし |
96 |
ビルトイン(開始と終了) |
ビルトイン |
97 |
ユーザー・イグジット(開始と終了) |
期間 |
98 |
SQL (開始と終了) |
期間 |
99 |
メニューの作成(開始と終了) |
期間 |
100 |
DB PU(開始と終了) |
期間 |
101 |
問合せの実行 |
期間 |
102-127 |
将来の使用のために予約済 |
該当なし |
128 |
クライアントの接続 |
ポイント |
129 |
クライアントのハンドシェイク |
ポイント |
130 |
ハートビート |
ポイント |
131 |
HTTPの再接続 |
ポイント |
132 |
ソケット(開始と終了) |
期間 |
133 |
HTTP (開始と終了) |
期間 |
134 |
SSL (開始と終了) |
期間 |
135 |
DB処理(開始と終了) |
期間 |
136 |
DBログイン(開始と終了) |
期間 |
137 |
DBログオフ(開始と終了) |
期間 |
138-159 |
将来の使用のために予約済 |
該当なし |
160-168 |
予約済 |
該当なし |
169-191 |
将来の使用のために予約済 |
該当なし |
192* |
環境ダンプ |
該当なし |
193* |
状態変化 |
該当なし |
194* |
ビルトイン引数 |
該当なし |
195* |
ユーザー・イグジット引数 |
該当なし |
196* |
プログラム・ユニット引数 |
該当なし |
256以降 |
ユーザー定義 |
該当なし |
1024以降 |
予約済 |
該当なし |
ノート:
これらのイベント番号は、実際のイベントではなくイベントの詳細であるため、これらにはTYPE
がありません。たとえば、State Deltaは表示するために選択できるものですが、これは実際のアクションまたはイベントによってトリガーされます。
イベントの詳細のリスト
次の各表に、トレースに定義できるイベントの詳細を示します。
注意:
イベント名では大文字と小文字が区別されます。
表-42 ユーザー・アクション・イベントの詳細
アクション | 詳細 | 番号 |
---|---|---|
メニュー選択 |
メニュー名、選択内容 |
33 |
キー |
キー・プレス、フォーム、ブロック、項目 |
34 |
クリック |
マウス/キー、フォーム、ブロック、項目 |
35 |
ダブルクリック |
フォーム、ブロック、項目 |
36 |
値 |
フォーム、ブロック、項目 |
37 |
スクロール |
フォーム、上、下、ページ、行 |
38 |
LOV選択 |
LOV名、選択項目 |
39 |
アラート |
アラート名、選択内容 |
40 |
タブ |
フォーム |
45 |
DBイベント |
キュー名 |
47 |
ウィンドウのアクティブ化、非アクティブ化、クローズ、サイズ変更 |
ウィンドウ名、フォーム名、サイズ |
41,42,43,44 |
表-43 Forms Servicesのイベントの詳細
イベント名 | 詳細 | 番号 |
---|---|---|
フォーム |
フォームID、名前、パス、連結ライブラリ、連結メニュー |
64 |
プログラム・ユニット |
プログラム・ユニット名、フォームID |
65 |
トリガー |
トリガー名、フォーム名、ブロック名、項目名、フォームID |
66 |
LOV |
LOV名、フォームID |
67 |
エディタ |
フォームID、エディタ名 |
68 |
キャンバス |
フォームID、キャンバス名 |
69 |
表-44 イベントの詳細
イベント名 | 詳細 | 番号 |
---|---|---|
ビルトイン |
ビルトイン名、フォームID |
96 |
ユーザー・イグジット |
ユーザー・イグジット名、フォームID |
97 |
メニューの作成 |
メニュー名、フォームID |
99 |
PL/SQL |
PLSQLSTmt、フォームID |
100 |
問合せの実行 |
ブロック名 |
101 |
表-45 3層イベントの詳細
イベント名 | 詳細 | 番号 |
---|---|---|
クライアントの接続 |
タイムスタンプ |
128 |
クライアントのハンドシェイク |
タイムスタンプ |
129 |
ハートビート |
タイムスタンプ |
130 |
HTTPの再接続 |
該当なし |
131 |
ソケット |
フォームID、パケット、バイト |
132 |
HTTP |
フォームID、パケット、バイト |
133 |
HTTPS |
フォームID、パケット、バイト |
134 |
DB処理 |
フォームID、文 |
135 |
DBログイン |
フォームID |
136 |
DBログオフ |
フォームID |
137 |
表-46 その他のイベントの詳細
イベント名 | 詳細 | 番号 |
---|---|---|
環境ダンプ |
選択した環境情報 |
192 |
状態変化 |
最後のアクション/イベントにより生じた内部状態の変化 |
193 |
ビルトイン引数 |
ビルトインに対する引数の値 |
194 |
ユーザー・イグジット引数 |
ユーザー・イグジットに渡される引数 |
195 |
プロシージャ引数 |
プロシージャに渡される引数(イン/アウト) |
196 |