4 Oracle B2Bドメインの構成

Oracle B2Bをインストールすると、ドメインを構成できます。これは、高可用性になるように拡張することもできます。

ここで示す構成ステップは、次で説明されているインストール・ステップを完了したことを前提にしています。

次の各項を参照して、データベース・スキーマを作成し、WebLogicドメインを構成し、構成を検証します。

データベース・スキーマの作成

ドメインを構成する前に、このリリースのOracle Fusion Middlewareで使用する動作保証済データベースに、必要なスキーマをインストールする必要があります。

ノート:

Oracle Fusion Middleware 14c (14.1.2.0.0)では、エディションベースの再定義(EBR)ビューがデフォルトで有効で、新しいスキーマが作成されます。EBRが有効の場合、スキーマ・オブジェクトをダウンタイムなしで将来のFusion Middlewareリリースにオンラインでアップグレードできます。エディションベースの再定義の使用の詳細は、「エディションベースの再定義の使用」を参照してください。

動作保証されたデータベースのインストールと構成

データベース・スキーマを作成する前に、動作保証されたデータベースをインストールおよび構成し、データベースが起動されて稼働していることを確認しておく必要があります。

リポジトリ作成ユーティリティの起動

動作保証されたJDKがシステムにインストールされていることを確認してから、リポジトリ作成ユーティリティ(RCU)を起動します。

RCUを起動するには:

  1. コマンドラインからjava -versionを実行して、動作保証されたJDKがすでにシステムにあることを確認します。14c (14.1.2.0.0)では、動作保証されたJDKは17.0.12以降です。
  2. JAVA_HOME環境変数が、動作保証済JDKの場所に設定されていることを確認します。
  3. 次のディレクトリに変更します。
    • (UNIX) ORACLE_HOME/oracle_common/bin
    • (Windows) ORACLE_HOME\oracle_common\bin
  4. 次のコマンドを入力します。
    • (UNIX) ./rcu
    • (Windows) rcu.bat

「リポジトリ作成ユーティリティ」画面をナビゲートしてスキーマを作成

RCU画面で必要な情報を入力し、データベース・スキーマを作成します。

RCUの概要

「ようこそ」画面は、RCUの起動時に最初に表示されます。

「次へ」をクリックします。

スキーマ作成の方法の選択

コンポーネント・スキーマをデータベースに作成およびロードする方法を選択するには、「リポジトリの作成」画面を使用します。

「リポジトリの作成」画面で、次の操作を行います。
  • データベースでDBAアクティビティを実行するために必要な権限を持っている場合は、「システム・ロードおよび製品ロード」を選択します。この手順は、SYSDBA権限が付与されていることを前提としています。

  • データベースでDBAアクティビティを実行するために必要な権限を持っていない場合は、この画面で「システム・ロードに対するスクリプトの準備」を選択する必要があります。このオプションによってSQLスクリプトが生成され、それをデータベース管理者が使用します。リポジトリ作成ユーティリティによるスキーマの作成システム・ロードと製品ロードについてを参照してください。

  • DBAがシステム・ロードに対してすでにSQLスクリプトを実行している場合、「製品ロードの実行」を選択します。

データベース接続の詳細の指定

「データベース接続の詳細」画面に、データベースに接続するためのRCUに関するデータベース接続の詳細が表示されます。

ノート:

データベース・サービス名が不明な場合、データベースの初期化パラメータ・ファイル内のSERVICE_NAMESパラメータから取得できます。初期化パラメータ・ファイルにSERVICE_NAMESパラメータが含まれていない場合、サービス名はDB_NAMEDB_DOMAINパラメータに指定されているグローバル・データベース名と同じです。

ノート:

RCUを2回起動する必要があります。1回目にRCUを起動するときは、「データベース・タイプ」「Oracle Database (エディションベース再定義対応)」を選択し、EBR依存コンポーネント(STB、OPSS、IAU、IAU_Append、IAU_Viewer、MDSおよびWLS)をロードします。2回目にRCUを起動するときは、「データベース・タイプ」「Oracle Database」を選択し、OAMをロードします。

データベース接続の詳細を指定するには:

  1. 「データベース接続の詳細」画面で、データベース接続の詳細を指定します。

    たとえば:

    • データベース・タイプ: Oracle Database
    • 接続文字列の書式: 接続パラメータまたは接続文字列
    • 接続文字列: examplehost.exampledomain.com:1521:Orcl.exampledomain.com
    • ホスト名: examplehost.exampledomain.com
    • ポート: 1521
    • サービス名: Orcl.exampledomain.com
    • ユーザー名: sys
    • パスワード: ******
    • ロール: SYSDBA

    Autonomous Transaction Processingデータベース(Autonomous Transaction ProcessingAutonomous Transaction Processing共有の両方)の場合、次の形式で接続文字列を入力します:

    jdbc:oracle:thin:@TNS_alias?TNS_ADMIN=<path of the wallet files, ojdbc.properties, and tnsnames.ora>

    接続文字列で、tnsnames.oraにあるデータベース名としてのTNS_aliasと、TNS_ADMINプロパティを、ウォレット・ファイルojdbc.propertiesおよびtnsnames.oraの場所に渡す必要があります。

    ノート:

    Autonomous Transaction Processing共有データベースでは、tnsnames.oraで指定されたデータベース・サービス名(<databasename>_tpurgentまたは<databasename>_tp)のうち1つのみを使用する必要があります。データベース・サービス名の詳細は、『Oracle Autonomous Database on Shared Exadata Infrastructureの使用』Autonomous Transaction ProcessingおよびAutonomous JSON Databaseのデータベース・サービス名に関する項を参照してください。

    Autonomous Transaction Processingデータベースの接続文字列の例:

    jdbc:oracle:thin:@dbname_medium?TNS_ADMIN=/users/test/wallet_dbname/

    Autonomous Transaction Processing共有データベースの接続文字列の例:

    jdbc:oracle:thin:@dbname_tp?TNS_ADMIN=/users/test/wallet_dbname/

  2. 「次へ」をクリックして続行し、データベースへの接続が成功したことを通知するダイアログ・ウィンドウで「OK」をクリックします。
Oracle B2Bのカスタム接頭辞の指定とスキーマの選択

カスタム接頭辞とデータベース・スキーマを指定して、共通インフラストラクチャ・サービスおよび依存スキーマを自動的に選択します。

「接頭辞の新規作成」を選択して、「SOA Suite」スキーマを選択します。依存関係に応じて、次のスキーマが自動的に選択されます。

  • ユーザー・メッセージング・サービス

  • メタデータ・サービス

  • Oracle Platform Security Services

  • 監査サービス

  • 監査サービスへの追加

  • 監査サービス・ビューア

  • WebLogicサービス

共通インフラストラクチャ・サービス・スキーマも自動的に作成されます。このスキーマはグレー表示され、選択または選択を解除することはできません。このスキーマを使用すると、ドメインの構成中にRCUから情報を取得できるようになります。『リポジトリ作成ユーティリティによるスキーマの作成』サービス表スキーマの理解に関する項を参照してください。

カスタム接頭辞は、これらのスキーマを論理的にグループ化して、このドメイン内でのみ使用することを目的としています。複数のドメイン間でのスキーマの共有はサポートされていないため、ドメインごとに固有のスキーマのセットを作成する必要があります。

カスタム接頭辞の詳細は、『リポジトリ作成ユーティリティによるスキーマの作成』カスタム接頭辞の理解に関する項を参照してください。

マルチドメイン環境のスキーマを構成する方法の詳細は、『リポジトリ作成ユーティリティによるスキーマの作成』スキーマの作成計画に関する項を参照してください。

ヒント:

ここに入力するカスタム接頭辞は、ノートにとっておく必要があります。このカスタム接頭辞は、後述するドメイン作成のプロセスで必要になります。

「次へ」をクリックして先に進み、スキーマ作成の前提条件チェックが成功したことを確認するダイアログ・ウィンドウの「OK」をクリックします。

スキーマ・パスワードの指定

「スキーマ・パスワード」画面で、データベースでのスキーマ・パスワードの設定方法を指定した後、パスワードを入力して確認します。

この画面で設定するパスワードは、ノートにとっておく必要があります。このパスワードは、後述するドメイン作成のプロセスで必要になります。

「次へ」をクリックします。

カスタム変数の指定

SOAインフラストラクチャ・スキーマのカスタム変数を指定します。

Oracle SOA Suiteの標準インストール・トポロジでは、データベース・プロファイル(SMALL)の値を設定します。

「SOA Suiteスキーマに必要なカスタム変数について」を参照してください。

この画面に示されるオプションの詳細は、リポジトリ作成ユーティリティを使用したスキーマの作成カスタム変数に関する項を参照してください。

スキーマの作成の完了

残りのRCU画面を最後までナビゲートし、スキーマ作成を完了します。

RCUを起動したときに、データベース(OracleまたはOracle EBR)で「透過的データ暗号化」(TDE)を使用可能にした場合のみ、「表領域のマップ」画面に「表領域の暗号化」チェック・ボックスが表示されます。

スキーマの作成を完了するには:
  1. RCUによって作成されるすべての新しい表領域を暗号化する場合は、「表領域のマップ」画面で「表領域の暗号化」を選択します。
  2. 「完了サマリー」画面で、「閉じる」をクリックしてRCUを終了します。

ドメインの構成

構成ウィザードを使用して、ドメインを作成および構成します。

ドメインを作成するその他の方法の詳細は、『構成ウィザードによるWebLogicドメインの作成』WebLogicドメインの作成、拡張および管理のためのその他のツールに関する項を参照してください。

構成ウィザードの起動

構成ウィザードを起動して、ドメインの構成を開始します。

構成ウィザードを起動するには:

  1. 次のディレクトリに変更します。

    (UNIX) ORACLE_HOME/oracle_common/common/bin

    (Windows) ORACLE_HOME\oracle_common\common\bin

    ここでORACLE_HOMEは、14c (14.1.2.0.0) Oracleホームになります。

  2. 次のコマンドを入力します。

    (UNIX) ./config.sh

    (Windows) config.cmd

ドメインを作成および構成するための構成ウィザード画面のナビゲート

「構成ウィザード」画面で必要な情報を入力して、トポロジのドメインを作成および構成します。

ノート:

この手順を使用して既存のドメインを拡張できます。この手順の説明では要件が満たされない場合は、その要件に応じた選択を行うか、サポート・ドキュメントで追加の詳細を参照してください。

構成タイプとドメイン・ホームの場所の選択

「構成タイプ」画面を使用して、ドメイン・ホーム・ディレクトリの場所を選択します。Oracleホーム・ディレクトリの外部が適しています。

ドメイン・ホームの場所は、Oracle Fusion Middlewareの理解Oracle Fusion Middlewareの主要ディレクトリのディレクトリ構造に従って、Oracleホーム・ディレクトリの外に配置することをお薦めします。このディレクトリ構造は、ソフトウェアのアップグレードや再インストールが必要になった場合に問題が発生しないようにするのに役立ちます。

ドメイン・タイプおよびドメインのホーム・ディレクトリを指定するには:

  1. 「構成タイプ」画面で、「新規ドメインの作成」を選択します。
  2. 「ドメインの場所」フィールドで、使用するドメイン・ホーム・ディレクトリを指定します。

この画面の詳細は、構成ウィザードを使用したWebLogicドメインの作成構成タイプを参照してください。

Oracle B2Bの構成テンプレートの選択

「テンプレート」画面で、必要なテンプレートを選択します。参照構成ドメインまたはクラシック・ドメインを作成するオプションがあります。

参照構成ドメイン

ノート:

参照構成ドメインをBPMに拡張することはできません。BPMに拡張するには、クラシック・ドメインを作成する必要があります。

「テンプレート」画面で、「製品テンプレートを使用してドメインを作成」が選択されていることを確認し、Oracle B2B [B2B]を選択します。

  • Oracle B2B参照構成 - 14c (14.1.2.0.0) [B2B]

    このテンプレートを選択すると、次の項目が依存関係として自動的に選択されます。

    • Oracle SOA Suite参照構成

    • Oracle Enterprise Manager

    • Oracle WSMポリシー・マネージャ

    • Oracle JRF

    • WebLogic Coherenceクラスタ拡張

参照構成ドメインを完了するには、「参照構成ドメイン・パラメータの構成」で説明されている手動のステップを実行します。

参照構成ドメインの構成およびプロジェクト開発の設定の有効化の詳細は、次を参照してください:

クラシック・ドメイン

クラシック・ドメインは、参照構成設定を除くすべての機能を含む、JDeveloperのデフォルト・ドメインです。

「テンプレート」画面で、「製品テンプレートを使用してドメインを作成」が選択されていることを確認し、Oracle B2B [B2B]を選択します。

  • Oracle B2B - 14c (14.1.2.0.0) [B2B]

    このテンプレートを選択すると、次の項目が依存関係として自動的に選択されます。

    • Oracle SOA Suite

    • Oracle Enterprise Manager

    • Oracle WSMポリシー・マネージャ

    • Oracle JRF

    • WebLogic Coherenceクラスタ拡張

この画面の詳細は、構成ウィザードを使用したWebLogicドメインの作成テンプレートを参照してください。

高可用性オプションの構成

この画面を使用して、高可用性に影響するサービス移行および永続設定を構成します。

自動サービス移行、永続ストアまたは両方を使用するクラスタおよび構成ウィザードを使用してドメインに追加し、選択したHAオプションを自動的に適用するすべての後続のクラスタを作成する場合、この画面が最初に表示されます。

自動サービス移行の有効化

「自動サービス移行の有効化」を選択して、固定サービスをフェイルオーバー用の正常な管理対象サーバーに自動的に移行できます。自動サービス移行およびクラスタ・リースに必要である移行可能なターゲット定義を構成します。これらのクラスタ・リース・オプションのいずれかを選択します。

  • データベース・リース - 管理対象サーバーは、リーシングに有効なJDBCシステム・リソースの表を使用します。自動移行データ・ソースに有効なJDBCシステム・リソースがある必要があります。このオプションを選択する場合、移行基準がデータベースに構成され、自動移行のデータ・ソースも構成ウィザードで自動的に構成されます。Oracle RACなどの高可用性データベースがある場合、リーシング情報を管理するには、サーバー移行用のデータベースを構成します。

  • コンセンサス・リーシング - 管理対象サーバーはメモリー内にリーシング情報を保持します。ノード・マネージャを使用して、クラスタの管理対象サーバーを制御します。(また、移行可能な(または移行可能対象をホストできる)すべてのサーバーにノード・マネージャを関連付ける必要があります。)このオプションを選択する場合、構成ウィザードで移行基準をコンセンサスに構成します。

リーシングの詳細は、「リーシング」を参照してください。

自動サービス移行の詳細は、「サービス移行」を参照してください。

JTAトランザクション・ログ永続性

この項には、2つのオプション(「デフォルト永続ストア」および「JDBC TLOGストア」)があります。
  • デフォルト永続ストア - デフォルトのファイル・ストアのサーバーのJTAトランザクション・ログ・ストアを構成します。

  • JDBC TLogストア - JDBCストアのサーバーのJTAトランザクション・ログ・ストアを構成します。

JDBC TLogストアを選択することをお薦めします。構成を完了すると、JDBC永続ストアがトランザクション・ログに設定されるクラスタが用意されます。

永続ストアおよびTLOGストアの詳細は、『Oracle WebLogic Server JTAアプリケーションの開発』の次のトピックを参照してください。

JMSサーバー永続性

永続的なJMSストアは、永続メッセージ・データと恒久サブスクライバを格納するための物理的なリポジトリです。ディスクベースのファイル・ストアにも、JDBC対応データベースにもなります。メモリーを消費した場合のディスクへのメッセージのページングには、JMSファイル・ストアを使用できます。

  • JMSファイル・ストア - JMSファイル・ストアを使用するコンポーネントを構成します。このオプションを選択する場合、「拡張構成」画面の「ファイル・ストア」オプションを選択して、必要に応じて設定を変更できます。「ファイル・ストア」画面で、ファイル・ストア名、ディレクトリおよび同期書込みポリシーを設定できます。

  • JMS JDBCストア - すべてのJMSサーバーのJDBCストアを使用するコンポーネントを構成します。構成を完了すると、クラスタが用意され、JDBC永続ストアがJMSサーバーに構成されます。

アプリケーション・ホームの場所の選択

「アプリケーションの場所」画面を使用して、ドメインに関連付けられたアプリケーションの格納場所(アプリケーション・ホーム・ディレクトリとも呼ばれる)を選択します。

アプリケーション・ホームの場所は、Oracle Fusion Middlewareの理解Oracle Fusion Middlewareの主要ディレクトリのディレクトリ構造に従って、Oracleホーム・ディレクトリの外に配置することをお薦めします。このディレクトリ構造は、ソフトウェアのアップグレードや再インストールが必要になった場合に問題が発生しないようにするのに役立ちます。

アプリケーションのホーム・ディレクトリの詳細は、「アプリケーション・ホーム・ディレクトリについて」を参照してください。

この画面の詳細は、構成ウィザードを使用したWebLogicドメインの作成アプリケーションの場所を参照してください。

管理者アカウントの構成

「管理者アカウント」画面を使用して、ドメインに対するデフォルトのWebLogic管理者アカウントのユーザー名とパスワードを指定します。

この画面に入力するユーザー名とパスワードは、ノートにとっておいてください。これらの資格証明は、このドメインの管理サーバーの起動とそのサーバーへの接続で、後で必要になります。

ドメイン・モードとJDKの指定

「ドメイン・モードおよびJDK」画面を使用して、本番環境のドメイン・モードおよびJava Development Kit (JDK)を指定します。

「ドメイン・モードおよびJDK」画面では、次の操作を実行します。

  • 「ドメイン・モード」フィールドで、「本番」を選択します。

    ノート:

    WebLogic Server 14.1.2.0.0では、本番モードを選択すると、WebLogicサーバーは保護された本番のセキュリティ構成の一部を自動的によりセキュアな値に設定します。ただし、手動構成を必要とする特定のセキュリティ構成(SSL/TLSなど)があります。『Oracle WebLogic Serverセキュリティの管理』保護された本番モードの使用を参照してください。

    よりセキュアなデフォルト設定を無効にする場合は、「セキュア・モードの無効化」を選択できます。これにより、非SSLリスニング・ポートが有効になります。

    一般的に保護された本番モードのよりセキュアなデフォルト設定を保持するが、ドメインでデフォルトで有効にするポート(リスニング・ポート、SSLリスニング・ポートまたは管理ポート)を変更する場合は、次の操作を実行できます:
    • 「セキュア・モードの無効化」の選択を解除したままにします。
    • 「ドメインのデフォルト・ポートの有効化または無効化」でデフォルトのポート選択を変更します

    詳細は、『Oracle WebLogic Server本番環境の保護』ドメイン・モードがデフォルトのセキュリティ構成に与える影響の理解に関する項を参照してください。

  • 「JDK」フィールドで、Oracle HotSpot JDKを選択します。

この画面の詳細は、構成ウィザードを使用したWebLogicドメインの作成ドメイン・モードとJDKを参照してください。
データベース構成タイプの指定

「データベース構成タイプ」画面を使用して、データベースとデータベース・スキーマの詳細を指定します。

「データベース構成タイプ」画面で、「RCUデータ」を選択します。このオプションでは、構成ウィザードに対して、データベースおよびサービス表(STB)スキーマに接続し、ドメインの構成に必要なスキーマのスキーマ情報を自動的に取得するように指示します。

ノート:

この画面で「手動構成」を選択する場合、次の画面で、スキーマのパラメータを手動で指定する必要があります。

「RCUデータ」を選択した後、次のフィールドで詳細を指定します。

フィールド 説明

ホスト名

データベースをホストするサーバーの名前を入力します。

例: examplehost.exampledomain.com

DBMS/サービス

データベースのDBMS名(サービス・タイプ・ドライバを選択している場合はサービス名)を入力します。

例: orcl.exampledomain.com

ポート

データベースがリスニングするポート番号を入力します。

例: 1521

スキーマ所有者

スキーマ・パスワード

データベースのサービス表スキーマに接続するためのユーザー名とパスワードを入力します。これは、RCUの「スキーマ・パスワード」画面でサービス表コンポーネントに入力したスキーマ・ユーザー名とパスワードです(「スキーマのパスワードの指定」を参照)。

デフォルトのユーザー名はprefix_STBです。prefixは、RCUで定義したカスタム接頭辞です。

Autonomous Transaction Processingデータベース(Autonomous Transaction Processing専用(ATP-D)とAutonomous Transaction Processing共有(ATP-S)の両方)の場合、「接続URL文字列」オプションのみを使用して接続資格証明を指定し、「Autonomous Transaction Processingデータベースの接続資格証明」で説明されている、次の形式で接続文字列を入力します:

データベース接続情報の指定を完了したら、「RCU構成の取得」をクリックします。「接続結果ログ」の次の出力は、操作が成功したことを示しています。

Connecting to the database server...OK
Retrieving schema data from database server...OK
Binding local schema components with retrieved data...OK

Successfully Done.

RCUの実行時にインストールされるスキーマの詳細は、リポジトリ作成ユーティリティによるスキーマの作成サービス表スキーマについてを参照してください。

『構成ウィザードによるWebLogicドメインの作成』データベース構成タイプに関する項を参照してください。

JDBCコンポーネント・スキーマ情報の指定

「JDBCコンポーネント・スキーマ」画面を使用して、データベース・スキーマの詳細を確認または指定します。

「JDBCコンポーネント・スキーマ」画面に示される値が、すべてのスキーマに対して適切であることを確認します。前の画面で「RCUデータ」を選択した場合、スキーマ表はすでに適切に移入されている必要があります。

Autonomous Transaction Processingデータベース(Autonomous Transaction Processing専用(ATP-D)とAutonomous Transaction Processing共有(ATP-S)の両方)の場合、「接続URL文字列」オプションのみを使用して接続資格証明を指定し、次の形式で接続文字列を入力します:

@TNS_alias?TNS_ADMIN=<path of the wallet files, ojdbc.properties, and tnsnames.ora>

接続文字列で、tnsnames.oraにあるデータベース・サービス名としてのTNS_aliasと、TNS_ADMINプロパティを、ウォレット・ファイルojdbc.propertiesおよびtnsnames.oraの場所に渡す必要があります。

Autonomous Transaction Processing専用(ATP-D)データベースの接続文字列の例:

@dbname_tp?TNS_ADMIN=/users/test/wallet_dbname/

Autonomous Transaction Processing共有(ATP-S)データベースの接続文字列の例:

@dbname_tp?TNS_ADMIN=/users/test/wallet_dbname/

高可用性環境の場合は、Oracle RACデータベースのデータ・ソース構成に関する追加情報について、『高可用性ガイド』の次の項を参照してください。

この画面の詳細は、『構成ウィザードによるWebLogicドメインの作成』JDBCコンポーネント・スキーマに関する項を参照してください。

JDBC接続のテスト

「JDBCコンポーネント・スキーマ・テスト」画面を使用してデータ・ソース接続をテストします。

「ステータス」列に示される緑色のチェック・マークは、テストが成功したことを表します。問題が発生した場合は、この画面の「接続結果ログ」セクションに示されるエラー・メッセージを確認し、問題を修正してから接続テストを再試行してください。

デフォルトでは、スキーマの作成時に指定したパスワードが、各スキーマ・コンポーネントのスキーマ・パスワードです。

この画面の詳細は、構成ウィザードを使用したWebLogicドメインの作成JDBCコンポーネント・スキーマ・テストを参照してください。

拡張構成の選択

「拡張構成」画面を使用して、ドメイン構成を完了します。

「拡張構成」画面で、次を選択します。

  • 管理サーバー

    管理サーバーのリスニング・アドレスを適切に構成するために必要です。

  • ノード・マネージャ

    ノード・マネージャを構成するために必要です。

  • トポロジ

    Oracle B2B管理対象サーバーを構成するために必要です。

オプションで、目的のインストール環境での必要に応じて、使用可能な他のオプションを選択します。このガイドのステップでは、標準インストール・トポロジを説明していますが、異なるステップに従うこともできます。インストール要件が、このガイドの範囲を超える追加のオプションに及ぶ場合には、そのオプションを構成する追加の画面が表示される場合があります。構成ウィザードのすべての画面の詳細は、構成ウィザードによるWebLogicドメインの作成構成ウィザードの画面を参照してください。

管理サーバーのリスニング・アドレスの構成

「管理サーバー」画面を使用して、「リスニング・アドレス」を選択し、管理サーバー・ポートを構成します。

ノート:

デフォルトのポート値は、ドメインの構成方法によって異なります。「SSLリスニング・ポートの有効化」はデフォルトで有効ですが、デフォルト値は変更される可能性があります。デフォルト値のリストについては、製品およびコンポーネント別のポート番号を参照してください。

  1. 管理サーバーの名前を指定します。「名前」フィールドはnullまたは空にできません。また、特殊文字を含めることはできません。
  2. 「リスニング・アドレス」の横のドロップダウン・リストを選択し、管理サーバーが置かれるホストのIPアドレスを選択するか、単一のIPアドレスにマップされたシステム名またはDNS名を使用します。「すべてのローカル・アドレス」を使用しないでください。
  3. ポートの設定を確認します。ドメイン・タイプが「本番」に設定されている場合、「SSLリスニング・ポートの有効化」オプションはデフォルトで有効になります。管理サーバーのサーバー・グループは指定しないでください。

    ノート:

    必要に応じてポート値を変更できますが、一意である必要があります。異なるポートに同じポート番号が使用されている場合は、構成ウィザードの次のステップに移動できません。

詳細は、構成ウィザードによるWebLogicドメインの作成リスニング・アドレスの指定を参照してください。

ノード・マネージャの構成

「ノード・マネージャ」画面を使用して、構成するノード・マネージャのタイプおよびノード・マネージャ資格証明を選択します。

ノード・マネージャのタイプには「ドメインごとのデフォルトの場所」を選択し、ノード・マネージャの資格証明を指定します。

この画面の詳細は、構成ウィザードを使用したWebLogicドメインの作成ノード・マネージャを参照してください。

ノード・マネージャ・タイプの詳細は、『Oracle WebLogic Serverノード・マネージャの管理』ノード・マネージャについてを参照してください。

Oracle B2Bの管理対象サーバーの構成

「管理対象サーバー」画面を使用して、管理対象サーバーを構成します。

「管理対象サーバー」画面で、b2b_server1という名前の新しい管理対象サーバーがデフォルトで自動的に作成されます。

ノート:

SOAサーバーにデプロイするとき、デフォルトの管理対象サーバー名はb2b_server1ではなく、soa_server1です。このガイドでは、この管理対象サーバーを識別しやすくするために、b2b_server1を使用しています。
Oracle B2B用に管理対象サーバーを構成するには:
  1. 「リスニング・アドレス」ドロップダウン・リストで、管理対象サーバーが存在するホストのIPアドレスを選択するか、単一のIPアドレスにマップされたシステム名またはDNS名を使用します。「すべてのローカル・アドレス」を使用しないでください。
  2. ポートの選択を確認します。セキュア・モードを有効にして本番モードを選択した場合、デフォルトで「SSLポートの有効化」が選択されます。デフォルト・ポートは7004で、追加した管理対象サーバーとポートが競合しないように、このポートは自動増分されます。これは、リスニング・ポートと管理ポートに当てはまります。使用している構成およびマシンに基づいて、任意のポート値とすべてのポート値を編集できます。
    セキュリティを強化するためにSSLポートを有効にすることをお薦めします。ただし、セキュリティの低いリスニング・ポートを使用するようにポート設定を変更する場合は、「SSLポートの有効化」を無効にして、「リスニング・ポートの有効化」オプションを確認します。
  3. 「サーバー・グループ」ドロップダウン・リストで、SOA-MGD-SVRSを選択します。これらのサーバー・グループによって、SOAとOracle Web Services Manager (OWSM)のサービスが、作成中の管理対象サーバーにターゲット設定されます。

    SOAのみをターゲットに設定するSOA-MGD-SVRS-ONLYという別のサーバー・グループがありますが、Oracle Web Services Manager (OWSM)からサーバーからサーバーにターゲット設定するものではありません。これは、通常、SOAサーバーとは別のサーバーにOracle Web Services Manager (OWSM)を含める場合に使用します。

    サーバー・グループは、定義済アプリケーション・サービス・グループを各定義済サーバー・グループにマップすることにより、Fusion Middlewareアプリケーションおよびサービスを1つ以上のサーバーにターゲット指定します。必要に応じて、特定のアプリケーション・サービス・グループを複数のサーバー・グループにマップできます。特定のサーバー・グループにマップされた任意のアプリケーション・サービスは、そのグループに割り当てられたすべてのサーバーに自動的にターゲット指定されます。『ドメイン・テンプレート・リファレンス』アプリケーション・サービス・グループ、サーバー・グループおよびアプリケーション・サービス・マッピングに関する項を参照してください。

  4. 2番目の管理対象サーバーの構成は、高可用性の標準トポロジを構成するために必要なステップの1つです。高可用性環境を作成しない場合、このステップはオプションになります。

    「追加」をクリックしてSOA-MGD-SVRSを選択し、b2b_server2という名前で2つ目の管理対象サーバーを作成します。

    高可用性の標準トポロジの詳細は、『高可用性ガイド』Fusion Middleware標準HAトポロジの理解に関する項を参照してください。

    ドメインを構成した後、高可用性の準備のための次のステップの詳細は、「高可用性のための環境の準備」を参照してください。

これらのサーバー名は、このドキュメント全体で引用されるため、別の名前を選択したときには、それらの名前を必要に応じて置換してください。

この画面の詳細は、構成ウィザードを使用したWebLogicドメインの作成管理対象サーバーを参照してください。

Oracle B2Bのクラスタの構成

「クラスタ」画面を使用して、新規クラスタを作成します。

「クラスタ」画面で、次のように操作します。

  1. 「追加」をクリックします。
  2. 「クラスタ名」フィールドでSOA_cluster1を指定します。
  3. 「クラスタ・アドレス」フィールドは、空白のままにしておきます。

デフォルトでは、クラスタ内のサーバー・インスタンスは、ユニキャストを使用して相互に通信します。マルチキャストを使用するようにクラスタの通信を変更する場合は、『Oracle WebLogic Serverクラスタの管理』ユニキャストまたはマルチキャストを選択する際の考慮事項に関する項を参照してください。

この画面の詳細は、構成ウィザードを使用したWebLogicドメインの作成クラスタを参照してください。

サーバー・テンプレートの定義

高可用性設定のために動的クラスタを作成する場合は、「サーバー・テンプレート」画面を使用して1つ以上のサーバー・テンプレートをドメイン用に定義します。

サーバー・テンプレートを追加するには:

ノート:

デフォルトのポート値は、ドメインの構成方法によって異なります。「SSLリスニング・ポートの有効化」はデフォルトで有効ですが、デフォルト値は変更される可能性があります。デフォルト値のリストについては、製品およびコンポーネント別のポート番号を参照してください。

  1. 「追加」をクリックして、new_ServerTemplate_1を作成します。サーバー・テンプレート名は、追加のサーバー・テンプレートが追加されると自動的に増加します(new_ServerTemplate_2)。
  2. 保護された本番モードで、「SSLポートの有効化」オプションが選択されていることを確認します。デフォルトのSSLリスニング・ポートは、新しいサーバー・テンプレートを追加しても自動的に増分されません。デフォルトをリスニング・ポートの有効化に変更できますが、SSLを有効にするためにデフォルトを保持することをお薦めします。リスニング・ポートを有効にすると、SSLリスニング・ポートが無効になります。

    ノート:

    必要に応じて1から65535の範囲の整数を使用してポート値を変更できますが、一意である必要があります。異なるポートに同じポート番号が使用されている場合、ポートの競合エラーが発生し、サーバーを起動できなくなります。

  3. 管理ポートは、追加のサーバー・テンプレートを追加しても増分しません。

    ノート:

    リスニング・ポートが無効になっている場合は、数字ではなくDisabledが表示されます。

高可用性設定用の動的クラスタを作成するステップは、高可用性ガイド動的クラスタの使用を参照してください。

動的サーバーの構成

高可用性設定のために動的クラスタを作成する場合は、「動的サーバー」画面を使用して動的サーバーを構成します。

動的クラスタを構成しない場合は、「次へ」をクリックしてドメインの構成を続行します。

ノート:

動的クラスタを作成する場合は、「マシン名マッチング式」を割り当てた後、動的クラスタ用にマシンを作成する必要はありません。

高可用性設定用の動的クラスタを作成するには、高可用性ガイド動的クラスタの使用を参照してください。

クラスタへのOracle B2B管理対象サーバーの関連付け

「サーバーのクラスタへの割当」画面を使用して、管理対象サーバーを新しい構成済クラスタに割り当てます。構成済クラスタは、手動で構成するクラスタです。動的クラスタとは、1つのサーバー・テンプレートに基づいて生成された1つ以上のサーバー・インスタンスを備えたクラスタですが、動的クラスタを構成する場合、これは必要ありません。

ノート:

ドメイン内のコンポーネント・タイプのすべての管理対象サーバーは、そのクラスタに属している必要があります。たとえば、Oracle B2Bドメインでは、各ドメイン内で単一のOracle B2Bクラスタのみがサポートされます。

構成済クラスタおよび動的クラスタの用語の詳細は、Oracle WebLogic Serverの理解動的クラスタについてを参照してください。

「サーバーのクラスタへの割当」画面で、次の操作を実行します。

  1. 「クラスタ」ペインで、管理対象サーバーを割り当てるクラスタを選択します。この場合、b2b_cluster1になります。
  2. 「サーバー」ペインで次のいずれかを実行してb2b_server1b2b_cluster1に割り当てます。
    • b2b_server1を1回クリックして選択し、右矢印をクリックして「クラスタ」ペイン内の選択したクラスタ(b2b_cluster1)の下に移動します。

    • b2b_server1をダブルクリックして、「クラスタ」ペインの選択したクラスタ(b2b_cluster1)の下に移動します。

  3. b2b_server2からb2b_cluster1への割当てを繰り返します。
次の図は、管理対象サーバーがクラスタに割り当てられた後の「クラスタ」ペインの汎用例を示しています。

この画面の詳細は、構成ウィザードを使用したWebLogicドメインの作成クラスタへのサーバーの割当を参照してください。

Coherenceクラスタの構成

「Coherenceクラスタ」画面を使用してCoherenceクラスタを構成します。

Coherenceクラスタのリスニング・ポートとして、デフォルトのポート番号のをそのまま使用します。構成後、Coherenceクラスタがドメインに自動的に追加されます。

ノート:

ユニキャスト・リスニング・ポートを0に設定すると、管理対象サーバー・ポート番号のオフセットが作成されます。オフセットは5000で、管理対象サーバーのポート番号として割当て可能な最大許容値は65535ではなく、60535です。

Coherenceライセンス情報については、ライセンス情報Oracle Coherence製品を参照してください。

新しいOracle B2Bマシンの作成

「マシン」画面を使用して、ドメイン内に新規マシンを作成します。ノード・マネージャがサーバーを起動および停止するには、マシンが必要です。

高可用性環境を作成する際に目的のトポロジで必要になるマシンのリストがわかっているときには、この項の手順を実行して、この時点ですべてのマシンを作成できます。スケール・アウト・ステップの詳細は、『高可用性ガイド』オプションのスケール・アウト・ステップに関する項を参照してください。

ノード・マネージャがサーバーを起動して停止できるようにOracle B2Bマシンを新規作成するには:
  1. 新しいマシンを作成するには、「マシン」タブ(Windowsの場合)または「Unixマシン」タブ(UNIXの場合)を選択し、「追加」をクリックします。
  2. 「名前」フィールドで、マシン名(soa_machine1など)を指定します。
  3. 「ノード・マネージャ・リスニング・アドレス」フィールドで、管理対象サーバーを構成しているマシンのIPアドレスを選択します。

    localhostではなく、特定のインタフェースを選択する必要があります。これにより、Coherenceクラスタのアドレスが動的に計算されます。

  4. 「ノード・マネージャ・リスニング・ポート」フィールドのポート番号を確認します。
  5. 必要に応じてこのステップを繰り返し、マシンを追加します。

ノート:

既存のドメインを拡張している場合は、既存のマシンにサーバーを割り当てることもできます。新しいマシンが不要な場合は、マシンを作成する必要はありません。

この画面の詳細は、構成ウィザードを使用したWebLogicドメインの作成マシンを参照してください。

Oracle B2Bマシンへのサーバーの割当て

「サーバーのマシンへの割当」画面を使用して、作成したばかりの新しいマシンに管理サーバーと管理対象サーバーを割り当てます。

「サーバーのマシンへの割当」画面で次の操作を実行します。

  1. 「マシン」ペインで、サーバーに割り当てるマシン(ここでは、soa_machine1)を選択します。
  2. 「サーバー」ペインで、次のいずれかの手順を実行して、AdminServersoa_machine1に割り当てます。
    • シングルクリックで「AdminServer」を選択し、右矢印をクリックして、「マシン」ペインの選択済のマシン(soa_machine1)の下に移動します。

    • 「AdminServer」をダブルクリックして、「マシン」ペインの選択済のマシン(soa_machine1)の下に移動します。

  3. このステップを繰り返して、すべての管理対象サーバーをそれぞれのマシンに割り当てます。

この画面の詳細は、構成ウィザードを使用したWebLogicドメインの作成マシンへのサーバーの割当を参照してください。

構成の指定内容の確認とドメインの構成

「構成サマリー」画面には、これから作成するドメインの構成情報の詳細が表示されます。

画面上の各項目を検討し、情報が正しいことを確認します。変更するには、「戻る」ボタンをクリックするか、ナビゲーション・ペインの画面を選択していずれかの画面に戻ります。ドメインの作成は、「作成」をクリックするまで開始されません。

この画面上のオプションの詳細は、『構成ウィザードによるWebLogicドメインの作成』構成サマリーに関する項を参照してください。

ドメイン・ホームと管理サーバーURLの記録

「構成の終了」画面には、構成したばかりのドメインについての情報が表示されます。

後で必要になるので、次の項目をノートにとります。

  • ドメインの場所

  • 管理サーバーURL

ドメインの場所はノード・マネージャおよび管理サーバーを起動するスクリプトにアクセスするため、URLは管理サーバーにアクセスするために必要です。

「終了」をクリックして、構成ウィザードを閉じます。

サーバーの起動

構成が完了したら、ノード・マネージャ、WebLogic管理サーバー、管理対象サーバーの順に起動します。

ノート:

既存のセキュリティ設定によっては、保護された本番モードが有効になっているドメインを起動および管理する前に、追加の構成を実行する必要がある場合があります。特に、管理サーバーおよび管理対象サーバーの起動時にパラメータを追加する必要があります。詳細は、『Oracle WebLogic Serverセキュリティの管理』保護された本番モードの使用を参照してください。

ドメイン管理に使用する追加のツールの詳細は、『Oracle Fusion Middlewareの管理』Oracle Fusion Middlewareの管理ツールの概要に関する項を参照してください。

ノード・マネージャの起動

ドメインごとにノード・マネージャを起動するには:
    • (UNIX) DOMAIN_HOME/binディレクトリに移動します。

    • (Windows) DOMAIN_HOME\binディレクトリに移動します。
  1. 次のコマンドを入力します。

    • (UNIX)次に示すようにnohupnm.outをサンプル出力ファイルとして使用します。

      nohup ./startNodeManager.sh > LOG_DIR/nm.out&
      

      ここで、LOG_DIRは、ログ・ファイルを格納するディレクトリの場所になります。

    • (Windows) startNodeManager.cmd

      ノート:

      Windowsオペレーティング・システムでは、ノード・マネージャをスタートアップ・サービスとして、ノード・マネージャを構成することをお薦めします。これによって、システムが再起動されるたびに、ノード・マネージャが自動で起動されます。

      Oracle WebLogic Serverノード・マネージャの管理起動サービスとしてのノード・マネージャの実行を参照してください。

管理サーバーの起動に関する項

この項の手順では、WLSTコマンドラインまたはスクリプトを使用して管理サーバーを起動する方法を説明します。Oracle Fusion Middleware ControlおよびOracle WebLogic Serverリモート・コンソールを使用することもできます。『Oracle Fusion Middlewareの管理』管理サーバーと管理対象サーバーおよびノード・マネージャの起動と停止に関する項を参照してください。

管理サーバーを起動するには:

ノート:

保護された本番モードを使用する場合は、管理サーバーを起動するための追加パラメータを指定する必要があります。『Oracle WebLogic Serverセキュリティの管理』WLSTを使用した管理サーバーへの接続を参照してください。

  1. (オプション)本番モードを使用する場合、管理サーバーを起動する前にboot.propertiesファイルを作成し、必要な権限を提供できます。このファイルを作成することで、管理サーバーの起動時にユーザー名とパスワードの指定を省略できます。詳細は、Oracle WebLogic Serverサーバーの起動と停止の管理管理サーバー用の起動アイデンティティ・ファイルの作成に関する項を参照してください。
  2. DOMAIN_HOME/binディレクトリに移動します。

  3. 次のコマンドを入力します。

    • (UNIXの場合)

      ./startWebLogic.sh
    • (Windowsの場合)

      startWebLogic.cmd

    ドメインを作成した際に「ドメイン・モードおよびJDK」画面で「本番モード」を選択し、オプションのboot.propetiesファイルを作成しなかった場合、「管理者アカウント」画面に表示されたように、管理者ユーザーのログイン資格証明のプロンプトが表示されます。

  4. ブラウザを開き、管理サーバーが稼働中であることを確認します。デフォルトのポート値は、ドメインの構成方法によって異なります。「SSLリスニング・ポートの有効化」はデフォルトで有効ですが、デフォルト値は変更される可能性があります。デフォルト値のリストについては、製品およびコンポーネント別のポート番号を参照してください。
    https://<Host_Name>:<port>
  5. ドメイン内のすべてのサーバーに一意のポート値があることを確認します。WebLogic Remote Consoleから、各管理対象サーバーの「ローカル管理ポートのオーバーライド」フィールドを確認し、それぞれに一意の値があることを確認できます。1つ以上のポートが同じ値を使用している場合は、管理対象サーバーを起動する前にそれらを変更する必要があります。ポート値の変更の詳細は、Oracle WebLogic Remote Console管理サーバーへの接続を参照してください。

ノート:

WebLogic Server管理コンソールが削除されました。同等の機能を使用するには、WebLogicリモート・コンソールを使用する必要があります。詳細は、Oracle WebLogicリモート・コンソールを参照してください。

管理対象サーバーの起動

保護された本番モードを使用したSOA管理対象サーバーの起動

SOA管理対象サーバーを保護された本番モードで起動するには、次のパラメータを追加する必要があります:
-Djavax.net.ssl.trustStore=/u01/oracle/config/keystores/soahost1/trust.p12
-Djavax.net.ssl.trustStorePassword=<your_password>

SOA管理対象サーバーでは、サーバーを起動する前に、キーストア:カスタム・アイデンティティ・キー・ストア・パス・フレーズカスタム信頼キー・ストア・パス・フレーズ、およびSSLサーバーの秘密キーのパスフレーズを構成する必要があります。詳細は、キーストアの構成を参照してください。

WebLogic Remote Consoleを使用して、必要なパスフレーズをSOA管理対象サーバーに追加できます:
  1. 「ツリーの編集」で、新しく作成したSOA管理対象サーバーに移動します。たとえば、WLS_SOA1です。
  2. 「一般」タブで、「ローカル管理ポートのオーバーライド」フィールドで一意の数値を更新および指定します。同じマシン上のドメイン内のすべての管理対象サーバーに一意の管理ポート値(>=1024)があることを確認します。
  3. 「保存」をクリックします。

    ショッピング・カートに変更が追加されたことを確認するメッセージです。

  4. 「セキュリティ」タブに移動し、「キーストア」を選択します。
  5. 「キーストア」タブで、「カスタム・アイデンティティ・キー・ストア・パス・フレーズ」および「カスタム信頼キー・ストア・パスフレーズ」を指定します。
  6. 「保存」をクリックします。

    ショッピング・カートに変更が追加されたことを確認するメッセージです。

  7. 「SSL」タブに移動し、「サーバーの秘密キーのパスフレーズ」を指定します。
  8. 「保存」をクリックします。

    ショッピング・カートに変更が追加されたことを確認するメッセージです。

  9. WebLogic Remote Consoleウィンドウの右上隅にあるショッピング・カートに移動し、「変更のコミット」をクリックします。
  10. 管理対象サーバーを起動します。パスフレーズを構成したら、コマンドラインに次のパラメータを追加します:

    サンプル・コマンド:

    cd /domains/base_domain_1/bin
    ./startManagedWebLogic.sh soa_server1 https://host:<port> -Djavax.net.ssl.trustStore=/u01/oracle/config/keystores/soahost1/trust.p12 -Djavax.net.ssl.trustStorePassword=<your_password>

保護された本番モードに設定されていないWebLogic管理対象サーバーを起動するには、startManagedWebLogicスクリプトを使用します。

  • (UNIX) NEW_DOMAIN_HOME/bin/startManagedWebLogic.sh managed_server_name

  • (Windows) NEW_DOMAIN_HOME\bin\startManagedWebLogic.cmd managed_server_name

ノート:

保護された本番モードを使用する場合は、管理対象サーバーを起動するための追加パラメータを指定する必要があります。『Oracle WebLogic Serverセキュリティの管理』起動スクリプトを使用した管理対象サーバーの起動を参照してください。

構成の検証

構成ステップがすべて完了したら、ドメインが適切に構成されていることを検証する追加のステップを実行できます。

ドメインが適切に構成されていることを確認するには、「追加ドメイン構成タスクの実行」を参照してください。