B リソース・バンドルのカスタマイズ
Oracle Business Process Management Workspace (プロセス・ワークスペース)またはOracle BPM Worklistの管理者が、カスタム・リソース・バンドルを作成してアプリケーションに表示される文字列を追加または変更する方法を学習します。
ノート:
任意の場所に一時ディレクトリを作成します(たとえば、/scratch/jstein/sharedLib
)。このディレクトリは個別のJARファイルすべてと共有ライブラリJARファイル(custom.client.applib.jar
)を格納するためのディレクトリです。この作業を行ってから、次のステップを実行してください。
リソース・バンドルのカスタマイズ方法
この項では、リソース・バンドルのカスタマイズ方法について説明します。
リソース・バンドルをカスタマイズするには:
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Oracle JDeveloperでJavaプロジェクトを作成します。
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Javaクラスを作成し、
CustomResourceBundle
という名前を付与します。図B-2は、「Javaクラスの作成」ダイアログ・ボックスを示しています。 -
ワークリスト・アプリケーション
JAR
ファイルを含めます。図B-3は、追加されるBPMワークリスト・コンポーネント・ライブラリを示しています。ワークリスト・アプリケーションJARファイルを含めるには:
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プロジェクト・プロパティ・パネルで、「ライブラリとクラスパス」を選択します。
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「ライブラリの追加」を選択します。
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「ライブラリ」リストで、BPMワークリスト・コンポーネントを選択します。
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「OK」をクリックします。
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CustomResourceBundleクラスを変更します。クラスは図B-4のようになる必要があります。
このクラスは適切なWorklistResourceBundleを拡張するものである必要があり、さらに、サポートするすべての言語のバンドルで
getContents()
メソッドが同じように実装されている必要があります。 -
その他の言語サポート用のカスタム・リソース・バンドルを作成します。
異なる名前を使用して同じパッケージ内に様々なカスタム・リソース・バンドルを作成することができます。この場合、ファイル名にロケールを追加する必要があります。たとえば米国英語の場合、カスタム・リソース・バンドルの名前は
CustomResourceBundle_en.java
のようになります。getContents()
メソッドは必ずステップ4の説明のとおりに実装してください。ノート:
デフォルトでは、
CustomResourceBundle.java
ファイルとCustomResourceBundle_en.java
ファイルの両方を作成する必要があります。これは、アプリケーションのログイン時に英語(en
)のリソース・バンドルがデフォルトで使用されるためです。そうしないと、ログインは失敗します。 -
図B-5
に示すように、新規のJARデプロイメント・プロファイルを作成します。 -
JARデプロイメント・プロファイルが図B-6のようになっていることを確認します。
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図B-7に示すように、新しく作成したディレクトリを指すようにJARファイルの場所を編集します。
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図B-8に示すように、リソース・バンドルをJARファイルとしてデプロイします。
このファイルは後の手順で、事前定義された場所、つまり共有ライブラリ・ディレクトリにデプロイされます。
リソース・バンドルの詳細およびそのカスタマイズ方法の詳細は、Oracle Fusion Middleware Oracle SOA Suite開発者ガイドを参照してください。