37 Oracle NetSuite
Oracle Data IntegratorでのOracle NetSuiteの使用方法について理解することが重要です。
この章の内容は次のとおりです。
37.1 概要
Oracle NetSuiteは、クラウドベースのビジネス管理ソフトウェアのプロバイダとして世界をリードしています。Oracle NetSuiteを使用すると、ERP/財務会計、CRM、eコマース、インベントリなどにわたるコア・ビジネス・プロセスを、完全に統合された単一のシステムで管理できます。
Oracle Data Integrator (ODI)では、Oracle NetSuiteがシームレスに統合されます。Oracle Data Integratorの機能(リバース・エンジニアリングおよびマッピングなど)は、Oracle NetSuiteを使用した場合に最良の動作が得られるように設計されています。
37.1.1 概念
Oracle NetSuiteテクノロジの概念は、Oracle Data Integratorの概念に次のようにマップされます: 1つのOracle NetSuiteインスタンスはOracle Data Integratorの1つのデータ・サーバーに対応します。このインスタンス内で、1つのスキーマはOracle Data Integratorの1つの物理スキーマにマップされます。
37.1.2 ナレッジ・モジュール
Oracle Data Integratorには、次の表に示すような、Oracle NetSuiteデータを処理するためのナレッジ・モジュール(KM)が用意されています。また、Oracle NetSuiteで汎用SQL KMを使用することもできます。詳細は、汎用SQLを参照してください。
表37-1 Oracle NetSuiteナレッジ・モジュール
ナレッジ・モジュール | 説明 |
---|---|
LKM NetSuite to Oracle |
Oracle NetSuiteからOracleステージング領域へデータをロードします。 |
RKM Oracle NetSuite |
表、ビュー、列、保存検索をリバース・エンジニアリングし、Oracle Data Integratorマッピングでソースとして使用するデータ・モデルを作成します。 |
37.2 インストールおよび構成
Oracle NetSuiteテクノロジでの作業を開始する前に、この項の情報を必ず読んでください:
37.2.1 システム要件および動作要件
インストールを実行する前に、システム要件および動作保証のドキュメントを読み、インストールする製品の最小インストール要件を環境が満たしていることを確認します。
サポートされているプラットフォームおよびバージョンのリストには、次のOracle Technical Network (OTN)からアクセスできます。
http://www.oracle.com/technetwork/middleware/data-integrator/documentation/index.html
37.2.3 接続性要件
この項では、Oracle NetSuiteデータベースに接続するための要件をリストします。
Oracle Data Integratorでは、Oracle NetSuite JDBCドライバを使用してOracle NetSuiteデータベースに接続します。
Oracle NetSuite JDBCドライバのインストール
Oracle NetSuite JDBCドライバをインストールするには、次のステップを実行します:
-
JDBCドライバ・インストーラをNetSuiteからダウンロードし、インストールします。
-
NQjc.jar
ファイルをuserlib
ディレクトリにコピーします。ODI Studioへのサードパーティ・ライブラリの追加の詳細は、『Oracle Data Integratorのインストールと構成』のODI Studioへのライブラリの追加に関する項を参照してください。
NetSuite Webページからのパラメータの収集
JDBC接続を定義するには、Netsuiteから特定のパラメータを取得する必要があります。NetSuite JDBC接続文字列の移入に必要な情報は、NetSuiteのWebページ(ホーム/ダッシュボード/SuiteAnalytics Connectを設定
)に記載されています。このページで、ログインに使用したユーザーに関する次の情報を確認できます:
- サービス・ホスト
- サービス・ホスト
- サービス・データ・ソース
- アカウントID
- ロールID
37.3 トポロジの設定
トポロジの設定には次が含まれます。
37.3.1 Oracle NetSuiteデータ・サーバーの作成
37.3.2 Oracle NetSuite物理スキーマの作成
37.4 Oracle NetSuiteモデルの作成およびリバース・エンジニアリング
この項では、次の項目について説明します。
37.4.1 Oracle NetSuiteモデルの作成
37.4.2 Oracle NetSuiteモデルのリバース・エンジニアリング
Oracle NetSuiteでは、RKMを使用してメタデータを取得するカスタマイズ済リバース・エンジニアリングのみがサポートされています。
Oracle NetSuiteモデルでカスタマイズ済リバース・エンジニアリングを実行するには、『Oracle Data Integratorでの統合プロジェクトの開発』のモデルのリバース・エンジニアリングに関する項の説明に従って、通常の手順を使用します。
Oracle Data Integratorには、リバース・エンジニアリングのための'RKM Oracle NetSuite'ナレッジ・モジュールが用意されています。表のみをリバース・エンジニアリングする場合は、「種類」セクションで「テーブル」を選択する必要があります。保存検索をリバース・エンジニアリングする場合は、「保存検索」を選択してから、保存検索の「種類」を選択する必要があります。