8.2 ケース管理について

「ケース管理」アプリケーションでは、照合レビューへのカスタマイズ可能なワークフロー指向のアプローチが実現します。ケース管理では、関連するレビュー・タスク(アラート)がグループ化されてケースになります。ケースとアラートはどちらも複数の状態で存在でき、相互間の許可されている遷移を伴います。ケース管理ではタイムアウトや他の構成可能属性に基づくアラートの自動エスカレーションもサポートされます。

ケース管理では、作業を個別ユーザーやユーザーのグループに割り当てることや、一致レビューで提供されるよりも高度なレビュー管理機能がサポートされます。

ケース管理は使用する照合プロセッサのそれぞれに対して明示的に有効化する必要があり、ケースとアラートの生成をサポートするには追加の構成が必要です。

ケース管理ではマージ・レビューはサポートされません。

ケース管理システムの詳細は、Enterprise Data Qualityオンライン・ヘルプの"ケース管理の使用"に関する項を参照してください。