8.3 一致決定のインポート
EDQの機能を使用して、決定データをインポートし、照合プロセッサ内で可能性がある一致に適用できます。
決定のインポートは1度のみのアクティビティの場合もあり、照合プロセスの一部として進行中の場合もあります。たとえば、異なるアプリケーションから照合プロセスをEDQに移行している場合、前の決定すべてを移行の一部として含めるのが望ましいことです。あるいは、レビュー・プロセスを外部で実行する場合、決定インポートを日常的に使用して、外部決定をEDQに戻します。
別プロセスやEDQのインスタンス、たとえば同じデータに対して動作する別照合プロセスからエクスポートされた一致決定もインポートできます。
EDQのすべての一致決定は一致する可能性があるレコードのペアを参照します。したがって、インポートされた決定を適用するには、照合プロセッサによって「レビュー」ルールを使用して作成された関係に照合できる必要があります。プロセッサで確定一致として識別されたか、またはまったく一致しないレコードのペアの決定をインポートすると、決定は適用されませんが、適用されないのは、レコードのレビュー関係が作成されるように照合ロジックが変更されておらず、変更されるまでの間に限られます。
決定をインポートし、さらにケース管理(または一致レビュー)を使用して手動決定を作成できます。関係に対するいずれの手動決定よりも後の日付/時間の決定がインポートされると、最新の決定として扱われます。手動決定と厳密に同じ日付/時間の決定がインポートされると、手動決定はインポートされた決定より優先されます。
このヘルプの項の残りでは、一致決定のインポートを1ステップずつ案内します。