10.5.3 リアルタイム・ジョブにおけるプロセスのチェーン
リアルタイム・ジョブ内でデータ・ストリームがEDQで扱われる方法が原因で、プロセスのチェーンを作成する方法には制限があります。
リクエストからレスポンスへのプロセス・チェーン内で1つのみのデータ・ストリームが維持される場合、EDQではレスポンスをリクエストにあわせて調整でき、リアルタイム・サービスは予想どおりに動作します。
しかし、データ・ストリームが分割され、次にプロセス・チェーンのさらに先でマージされると、EDQではレスポンスをリクエストにあわせて調整できなくなります。したがって、送信された最初のWebサービス・リクエストが原因で、ジョブは失敗します。生成されたエラーおよびログ・メッセージには、「"ws"パケットの送信に失敗しました: このリクエストに一致するレスポンスが見つかりませんでした」というテキストが含まれます。
このようなチェーンの例を次のスクリーンショットで示します。
