2.1.2.4 ライターについて

プロセスのライターごとに次のオプションを設定できます。

  • データの書込み?

    このオプションは、ライターが実行されるかどうかを設定します。つまり、書き込んでデータをステージングするライターの場合、このオプションを選択解除するとステージング済データが書き込まれません。リアルタイム・コンシューマに書き込むライターの場合、このオプションを選択解除するとリアルタイム・レスポンスが書き込まれません。

    これは次の2つのケースで役立ちます。

    1. 書き込まれたデータをリポジトリにステージングせずに、データを直接エクスポート・ターゲットにストリームする場合、ライターは書き込む属性を選択するためにのみ使用されます。このケースでは、データの書込みオプションの選択を解除し、エクスポート・タスクをジョブ定義のこのプロセスの後に追加します。

    2. ライターを一時的に無効にする場合。たとえば、テストのためにプロセスをリアルタイム実行からバッチ実行に切り替える場合に、リアルタイム・レスポンスを発行するライターを一時的に無効化することがあります。

  • ソート/フィルタを有効化?

    このオプションでは、「ステージング済データ」ライターによって書き込まれたデータのソートとフィルタを有効化するかどうかを設定します。通常、ライターによって書き込まれたステージング済データに対してソートとフィルタを有効にする必要があるのは、ユーザーが結果のソートとフィルタを望む別のプロセスによってデータが読み取られる予定がある場合、またはライターの結果そのもののソートとフィルタを行う必要がある場合です。

    このオプションはリアルタイム・コンシューマに接続しているライターには影響しません。