1.3.1.2 ユーザー詳細の追加

「ユーザー詳細の追加」プロセッサでは、プロセスが使用されているWebサービスまたはジョブを呼び出す認証済EDQユーザーの詳細をプロセスに追加します。

「ユーザー詳細の追加」は通常、データ検証、クレンジングまたは照合処理にEDQ Webサービスを使用するアプリケーションで使用されます。EDQプロセスにおける認証済ユーザーの詳細の取得は、2つの理由で役立ちます。

  • レコードを入力/更新したユーザーの詳細など、処理されたすべてのレコードの完全な監査証跡を保持できます

  • この結果、データ処理の結果を含む電子メールを認証済ユーザーのアドレスに送信するなど、プロセスでユーザー詳細を使用できます

たとえば、EDQを使用してウォッチリストに対して個人をスクリーニングしている場合、個々のスクリーニング・サービスの認証済ユーザーに対して、そのユーザー用にEDQに格納されている(ユーザー構成で管理者が設定したとおりの)電子メール・アドレスを使用して、照合プロセスの結果を含む電子メールを送信できます。組織や電話番号などの追加のユーザー詳細を監査証跡に追加できるため、レコードを発行したユーザーに関する完全な情報が保持されます。

入力

このプロセッサには入力は必要ありません

オプション

なし

出力

データ属性

データ属性 タイプ

RealTimeUserId

追加

認証されたユーザーのID

RealTimeUserName

追加

認証されたユーザーの姓名

RealTimeUserEmail

追加

認証されたユーザーの電子メール・アドレス

RealTimeUserOrg

追加

認証されたユーザーの組織

RealTimeUserTel

追加

認証されたユーザーの電話番号

RealTimeUser

追加

認証されたユーザーのユーザー名

フラグ

なし

実行

実行モード サポート

バッチ

あり

リアルタイム・モニタリング

あり

リアルタイム・レスポンス

あり

結果の表示

「ユーザー詳細の追加」プロセッサは、処理時にサマリー統計を表示しません。

「データ」ビューには、追加された出力属性が表示されます。

出力フィルタ

なし