1.3.3.10.10 出力セレクタ: 標準偏差
「標準偏差」出力セレクタでは、マージ対象の全レコードから入力された数値のセットの標準偏差を計算して出力します。
「標準偏差」セレクタは、レコードを共通の属性値(複数可)でグループ化したり、複雑なルールを使用してレコードを照合して、データの統計分析を実行する際に使用します。
次の表に、構成オプションを示します。
構成 | 説明 |
---|---|
入力 |
入力データ・セットからの数値属性。特定のレコードに指定された属性がnullの場合、そのレコードは標準偏差の計算で無視されます。 |
オプション |
次のオプションを指定します。
|
例
この例では、「標準偏差」出力セレクタを使用して、各レコードの数値属性の標準偏差を選択します。プロセッサは、入力を値の母集団全体として処理するように構成されています。
出力例
次の表に、「標準偏差」セレクタを使用した出力選択の例を示します。
表1-109 「標準偏差」セレクタを使用した出力の例
入力値 | 出力値(標準偏差) |
---|---|
45, 66, 76, 78, 87, 94, 98, 99, 103 |
17.72 |
43, 45, 54, 76, 87, 89, 94, 99, 103 |
22.12 |