Oracle User Messaging Serviceの新機能
この章では、Oracle User Messaging Service (UMS)の機能と改良点について説明します。次のトピックでは、UMSの新機能および変更された機能と、このガイドに記載されているその他の重要な変更について紹介し、詳細情報の参照先を示します。
リリース14c (14.1.2.0.0)の新機能と変更された機能
- OAuthでの電子メール・ドライバのサポート: UMSは、OAuth 2.0ベース認証のサポートをGmailおよびMicrosoft Exchangeに提供します。これにより、ユーザーが、パスワードなどの個人情報を公開せずに、あるアプリケーションまたはサービスが別のアプリケーションまたはサービスにサインインすることを許可できます。詳細は、Oracle User Messaging Serviceの管理のOAuthを使用した電子メール・ドライバの構成を参照してください。
- UMSドライバの機能拡張: UMSは、新しいGoogle Cloud Messaging (GCM)ドライバをサポートします。これは、モバイル・プッシュ通知をAndroidアプリケーションに送信できるモバイル・プッシュ通知サービスに使用されます。 APNSおよびXMPPドライバの機能拡張には、構成、共通プロパティ、カスタム・プロパティの更新が含まれます。また、Twitterドライバのサポートは廃止されます。詳細は、Oracle User Messaging Serviceの管理を参照してください。
- ドライバ・プロパティの保存のサポート: UMSは、ドライバ固有のプロパティをUMSデータベースに保存するためのサポートを提供しています。UMSドライバが表示されると、特定のフィールドについてDRIVERPROPERTIESに格納されているプロパティがファイル内の値をオーバーライドし、ドライバ・インスタンスがデータベースのこれらのプロパティ値を使用してリクエストを処理します。詳細は、Oracle User Messaging Serviceの管理のドライバ・プロパティの保存を参照してください。
- SMPPカスタム・プロパティ: 新しいSMPPカスタム・プロパティ・フィールド「オプション・パラメータ」が導入され、SMSとともに追加パラメータを渡すことができるようになります。詳細は、Oracle User Messaging Serviceの管理のSMPPのカスタム・プロパティを参照してください。