2.2 Oracle Identity Governanceの新機能

Oracle Identity Governance (OIG) 14c (14.1.2.1.0)には、次の主な新機能があります。

  • JDKのアップグレード: Oracle Identity Governance 14c (14.1.2.1.0)は、JDK 17およびJDK 21での使用が認定されており、全体的なパフォーマンスと安定性を向上させる新機能、最適化およびバグ修正が導入されています。

  • FMWアップグレード: OIG 14.1.2.1.0は、最新のFMWバージョン14.1.2.0.0に基づいており、新しいセキュリティ更新およびパフォーマンス最適化があります。

  • OJETの取込み: OJETに基づくUI画面では、Redwoodテーマのあるバージョン17.1.0を使用するようになりました。このようなUIに新しい外観が提供されます。

  • JCSの取込み: キャッシュは、より優れた分散キャッシング・サポートおよびより高度なメモリー管理を備えたJCSに置き換えられました。

  • サード・パーティ・ソフトウェア・アップグレード: OIG 14.1.2.1.0では、ソフトウェアをより安全にするための最新かつ最も安全なバージョンのサード・パーティ・ライブラリを使用します。

  • IDS取込み: OIGでは、ユーザー/ロールAPIのかわりに、大規模エンタープライズに適したIDSを使用し、高性能な認証に最適化されるようになりました。

  • セキュア・モードの無効化: 新規インストールの場合は、「セキュア・モードの無効化」チェック・ボックスを選択して、セキュア・モード・ドメインを無効にします。