このガイドの最新情報
ここでは、Oracle Unified DirectoryとOracle Unified Directory Services Manager (OUDSM)の前のリリースから新機能と変更された機能を紹介し、詳細情報へのリンクを記載します。次の項で構成されます。
Oracle Unified Directory 14c (14.1.2.1.0)の新機能と変更された機能
Oracle Unified Directory 14c (14.1.2.1.0)には、次の新規および変更された機能が含まれます。
- JDKアップグレード: Oracle Unified Directory 14c (14.1.2.1.0)は、JDK 17での使用が認定されています。これにより、新機能、最適化およびバグ修正が導入され、全体的なパフォーマンスと安定性が向上します。
- Berkeley Database Java Editionアップグレード: Oracle Unified Directoryは、OUDの格納および取得のためにBerkeley Database Java Editionを使用します。Berkeley Database Java Editionはバージョン7.5.18にアップグレードされ、機能の強化とパフォーマンスの向上を実現しています。
- TLS 1.1の非推奨化: TLS 1.1以前のバージョンのサポートは中止されました。Oracle Unified Directoryでは、セキュアな通信のためにTLS 1.2またはTLS 1.3が必要になりました。
- デフォルト・キーストアとしてのPKCS12のサポート: デフォルトで自己署名証明書がPKCS12形式で格納されるようになったため、暗号化が強化され、互換性が向上します。既存のセキュリティ構成のキーストア形式を、業界標準の形式であるPKCS12に切り替えることをお薦めします。