A oud-ds-rs Helmチャートの構成パラメータ

次の表に、oud-ds-rsチャートの構成可能なパラメータとそのデフォルト値を示します。

パラメータ 説明 デフォルト値
replicaCount ベースOracle Unified Directoryインスタンス/ポッドに対してレプリケーションを有効にして作成されるDS+RSインスタンス/ポッド/サービスの数。 3
restartPolicyName Oracle Unified Directoryインスタンスを含むポッドごとに構成されるrestartPolicy OnFailure
image.repository Oracle Unified Directoryイメージ・レジストリ/リポジトリおよび名前。これに基づいて、イメージ・パラメータがOracle Unified Directoryポッド/コンテナ用に構成されます。 oracle/oud
image.tag Oracle Unified Directoryイメージ・タグ。これに基づいて、イメージ・パラメータがOracle Unified Directoryポッド/コンテナ用に構成されます。 14.1.2.1.0
image.pullPolicy イメージをプルするためのポリシー。 IfnotPresent
imagePullSecrets.name プライベート・レジストリ資格証明を含むシークレット・リソースの名前。 regcred
nameOverride この名前でフルネームをオーバーライドします。  
fullnameOverride 指定された文字列でフルネームをオーバーライドします。  
serviceAccount.create サービス・アカウントを作成するかどうかを指定します。 true
serviceAccount.name 未設定でcreateがtrueの場合、フルネーム・テンプレートを使用して名前が生成されます。 oud-ds-rs-< fullname >-token-< randomalphanum >
podSecurityContext コントローラ・ポッドに追加するセキュリティ・コンテキスト・ポリシー。  
securityContext デフォルトで追加するセキュリティ・コンテキスト・ポリシー。  
service.type 作成するコントローラ・サービスのタイプ。 ClusterIP
nodeSelector ポッド割当てのノード・ラベル。  
tolerations 許容するノードのTaint。  
affinity ノード/ポッドのアフィニティ。  
ingress.enabled   true
ingress.type サポートされる値: nginx。 nginx
ingress.nginx.http.host イングレス・ルールで使用されるホスト名。設定しない場合、フルネームに従ってホスト名が構成されます。ホストは、< fullname >-http.< domain >、< fullname >-http-0.< domain >、< fullname >-http-1.< domain >などとして構成されます。  
ingress.nginx.http.domain イングレス・ルールで使用されるドメイン名。イングレス・ルールでは、ホストは< host >.< domain >、< host >-0.< domain >、< host >-1.< domain >などとして構成されます。  
ingress.nginx.http.backendPort   http
ingress.nginx.http.nginxAnnotation   { ingressClassName: “nginx" }
ingress.nginx.admin.host イングレス・ルールで使用されるホスト名。設定しない場合、フルネームに従ってホスト名が構成されます。ホストは、< fullname >-admin.< domain >、< fullname >-admin-0.< domain >、< fullname >-admin-1.< domain >などとして構成されます。  
ingress.nginx.admin.domain イングレス・ルールで使用されるドメイン名。イングレス・ルールでは、ホストは< host >.< domain >、< host >-0.< domain >、< host >-1.< domain >などとして構成されます。  
ingress.nginx.admin.nginxAnnotations   { ingressClassName: “nginx” nginx.ingress.kubernetes.io/backend-protocol: “https"}
ingress.ingress.tlsSecret すでに作成されたTLSシークレットを使用するシークレット名。そのようなシークレットが指定されていない場合は、< fullname >-tls-certという名前で作成されます。TLSシークレットが異なるネームスペースにある場合、名前は< namespace >/< tlsSecretName >として指定できます  
ingress.certCN 自己署名証明書のサブジェクトの共通名(cn)。 < fullname >
secret.enabled 有効にすると、base64エンコーディングで作成されたシークレットが使用されます。値がfalseの場合、シークレットは使用されず、ポッドの作成時には(-set、-valuesなどによる)入力値が使用されます。 true
secret.name すでに作成されたxecretを使用するシークレット名。 oud-ds-rs-< fullname >-creds
secret.type シークレットのタイプを指定します Opaque
persistence.enabled 有効にすると、永続ボリュームが使用されます。値がfalseの場合、PVおよびPVCは使用されず、ポッドはデフォルトのemptyDirマウント・ボリュームを使用します。 true
persistence.pvname すでに作成された永続ボリュームを使用するpvname。空白の場合、デフォルト名が使用されます。 oud-ds-rs-< fullname >-pv
persistence.pvcname すでに作成された永続ボリューム要求を使用するpvcname。空白の場合、デフォルト名が使用されます。 oud-ds-rs-< fullname >-pvc
persistence.type サポートされる値: filesystem、networkstorage、blockstorageまたはcustom。 filesystem
persistence.filesystem.hostPath.path 指定されたパスの場所を作成して、ユーザーに必要な権限が付与されたローカル・ホストからアクセスできる必要があります。 /scratch/shared/oud_user_projects
persistence.networkstorage.nfs.path NFS共有の場所のパス。 /scratch/shared/oud_user_projects
persistence.networkstorage.nfs.server NFSサーバーのIPまたはホスト名。 0.0.0.0
persistence.custom.* 値/データに基づいて、YAMLコンテンツがPersistenceVolumeオブジェクトに含まれます。  
persistence.accessMode 指定された場所のアクセス・モードを指定します。ファイルシステム/NFSの場合はReadWriteManyで、ブロック・ストレージの場合はReadWriteOnceです。 ReadWriteMany
persistence.size ストレージのサイズを指定します。 10Gi
persistence.storageClassCreate trueの場合、storageclassが作成されます。値がfalseの場合、使用する既存のストレージ・クラス(storageClass)を指定してください。
persistence.storageClass 永続ボリュームのstorageclassを指定します。
persistence.provisioner storageClassCreateがtrueの場合、カスタム・プロビジョナ(存在する場合)を指定してください。 kubernetes.io/is-default-class
persistence.annotations 使用する注釈を指定します。 { }
configVolume.enabled 有効にすると、永続ボリュームが使用されます。値がfalseの場合、PVおよびPVCは使用されず、ポッドはデフォルトのemptyDirマウント・ボリュームを使用します。 true
configVolume.mountPath 有効にすると、永続ボリュームが使用されます。値がfalseの場合、PVおよびPVCは使用されず、構成に使用できるマウント・ポイントはなくなります。 false
configVolume.pvname すでに作成された永続ボリュームを使用するpvname。空白の場合、デフォルト名が使用されます。 oud-ds-rs-< fullname >-pv-config
configVolume.pvcname すでに作成された永続ボリューム要求を使用するpvcname。空白の場合、デフォルト名が使用されます oud-ds-rs-< fullname >-pvc-config
configVolume.type サポートされる値: filesystem、networkstorageまたはcustom。 filesystem
configVolume.filesystem.hostPath.path 指定されたパスの場所を作成して、ユーザーに必要な権限が付与されたローカル・ホストからアクセスできる必要があります。 /scratch/shared/oud_user_projects
configVolume.networkstorage.nfs.path NFS共有の場所のパス。 /scratch/shared/oud_config
configVolume.networkstorage.nfs.server NFSサーバーのIPまたはホスト名。 0.0.0.0
configVolume.custom.* 値/データに基づいて、YAMLコンテンツがPersistenceVolumeオブジェクトに含まれます。  
configVolume.accessMode 指定された場所のアクセス・モードを指定します。 ReadWriteMany
configVolume.size ストレージのサイズを指定します。 10Gi
configVolume.storageClass 永続ボリュームのstorageclassを指定します。
configVolume.annotations 使用する注釈を指定します。 { }
configVolume.storageClassCreate trueの場合、storageclassが作成されます。値がfalseの場合、使用する既存のストレージ・クラス(storageClass)を指定してください。 true
configVolume.provisioner configVolume.storageClassCreateがtrueの場合、カスタム・プロビジョナ(存在する場合)を指定してください。 kubernetes.io/is-default-class
oudPorts.adminldaps コンテナ内のOracle Unified DirectoryインスタンスがLDAPSプロトコルによる管理通信をリスニングするポート。 1444
oudPorts.adminhttps コンテナ内のOracle Unified DirectoryインスタンスがHTTPSプロトコルによる管理通信をリスニングするポート。 1888
oudPorts.ldap コンテナ内のOracle Unified DirectoryインスタンスがLDAP通信をリスニングするポート。 1389
oudPorts.ldaps コンテナ内のOracle Unified DirectoryインスタンスがLDAPS通信をリスニングするポート。 1636
oudPorts.http コンテナ内のOracle Unified DirectoryインスタンスがHTTP通信をリスニングするポート。 1080
oudPorts.https コンテナ内のOracle Unified DirectoryインスタンスがHTTPS通信をリスニングするポート。 1081
oudPorts.replication レプリケーション・サーバーの設定時に使用されるポート値。 1898
oudConfig.baseDN Oracle Unified DirectoryインスタンスのBaseDN。 dc=example,dc=com
oudConfig.rootUserDN Oracle Unified DirectoryインスタンスのrootユーザーDN。 cn=Directory Manager
oudConfig.rootUserPassword rootユーザーDNのパスワード。 RandomAlphanum
oudConfig.sampleData 指定した数のサンプル・エントリをデータベースに移入することを指定します。 0
oudConfig.sleepBeforeConfig このパラメータの値に基づいて、各Oracle Unified Directoryレプリカの初期化/構成が遅延されます。 120
oudConfig.adminUID レプリケートされた各Oracle Unified Directoryインスタンスで構成されるAdminUID。 admin
oudConfig.adminPassword AdminUIDのパスワード。値が渡されない場合、rootUserPasswordの値がAdminUIDのパスワードとして使用されます。 rootUserPassword
baseOUD.envVarsConfigMap ベースOracle Unified Directoryインスタンスのポッドに渡される追加の環境変数を含むことができるConfigMapへの参照。次に、ConfigMapから適用されない環境変数を示します: instanceType、sleepBeforeConfig、OUD_INSTANCE_NAME、hostname、baseDN、rootUserDN、rootUserPassword、adminConnectorPort、httpAdminConnectorPort、ldapPort、ldapsPort、httpPort、httpsPort、replicationPort、sampleData。 rootUserPassword
baseOUD.envVarsConfigMap ベースOracle Unified Directoryインスタンスのポッドに渡される追加の環境変数を含むことができるConfigMapへの参照。次に、ConfigMapから適用されない環境変数を示します: instanceType、sleepBeforeConfig、OUD_INSTANCE_NAME、hostname、baseDN、rootUserDN、rootUserPassword、adminConnectorPort、httpAdminConnectorPort、ldapPort、ldapsPort、httpPort、httpsPort、replicationPort、sampleData。  
baseOUD.envVars Yamlマップ形式の環境変数。これは、–valuesファイルを介して環境変数を渡す必要がある場合に役立ちます。envVarsマップから適用されない環境変数のリストは、envVarsConfigMapで説明した環境変数名のリストと同じです。環境変数の完全なリストは、<Environment Variables>を参照してください。  
replOUD.envVarsConfigMap レプリケートされたOracle Unified Directoryインスタンスのポッドに渡される追加の環境変数を含むことができるConfigMapへの参照。次に、ConfigMapから適用されない環境変数を示します: instanceType、sleepBeforeConfig、OUD_INSTANCE_NAME、hostname、baseDN、rootUserDN、rootUserPassword、adminConnectorPort、httpAdminConnectorPort、ldapPort、ldapsPort、httpPort、httpsPort、replicationPort、sampleData、sourceHost、sourceServerPorts、sourceAdminConnectorPort、sourceReplicationPort、dsreplication_1、dsreplication_2、dsreplication_3、dsreplication_4、post_dsreplication_dsconfig_1、post_dsreplication_dsconfig_2 - Yamlマップ形式のreplOUD.envVars環境変数。これは、–valuesファイルを介して環境変数を渡す必要がある場合に役立ちます。envVarsマップから適用されない環境変数のリストは、envVarsConfigMapで説明した環境変数名のリストと同じです。環境変数の完全なリストは、<Environment Variables>を参照してください。  
podManagementPolicy StatefulSet内のポッド管理のポリシーを定義します。一般的な値はOrderedReady/Parallelです。 OrderedReady
updateStrategy StatefulSet内のポッドのコンテナ、ラベル、リソース・リクエスト/制限および注釈の自動ローリング更新を構成したり無効にしたりできます。一般的な値はOnDelete/RollingUpdateです。 RollingUpdate
podManagementPolicy StatefulSet内のポッド管理のポリシーを定義します。一般的な値はOrderedReady/Parallelです。 OrderedReady
updateStrategy StatefulSet内のポッドのコンテナ、ラベル、リソース・リクエスト/制限および注釈の自動ローリング更新を構成したり無効にしたりできます。一般的な値はOnDelete/RollingUpdateです RollingUpdate
busybox.image busyboxイメージ名。initcontainersに使用されます。 busybox
oudConfig.cleanupbeforeStart 再起動時に個々のポッド・ディレクトリを削除するために使用されます。推奨値はfalseです。ノート: デフォルト値(false)は変更しないでください。そうすると既存のデータが削除され、ベース・ポッドから再度クローニングされるためです。 false
oudConfig.disablereplicationbeforeStop このパラメータは、ポッドの再起動時にレプリケーションを無効にするために使用されます。推奨値はfalseです。ノート: デフォルト値(false)は変更しないでください。値を変更すると、再起動後にポッドがレプリケーション・トポロジに参加しないという問題が発生するためです。 false
oudConfig.resources.requests.memory このパラメータは、OUDポッドのメモリー・リクエストを設定するために使用されます。 4Gi
oudConfig.resources.requests.cpu このパラメータは、OUDポッドのCPUリクエストを設定するために使用されます。 0.5
oudConfig.resources.limits.memory このパラメータは、OUDポッドのメモリー制限を設定するために使用されます。 4Gi
oudConfig.resources.limits.cpu このパラメータは、OUDポッドのCPU制限を設定するために使用されます。 1
replOUD.groupId レプリケートされたトポロジの各Oracle Unified Directoryインスタンスで使用/構成されるグループID。 1
service.lbrtype admin、http、ldapサービス用に作成されるロード・バランサ・サービスのタイプ。指定できる値: ClusterIP/NodePort。 ClusterIP
oudPorts.nodePorts.adminldaps コンテナ内のOUDインスタンスがLDAPSプロトコルによる管理通信をリスニングするパブリック・ポート。ポート番号は、30000から32767の間である必要があります。重複値は許可されません。ノート: service.lbrtypeがNodePortとして設定されている場合にのみ設定します。空白のままにすると、k8sによって30000から32767の間のランダム・ポートが割り当てられます。  
oudPorts.nodePorts.adminhttps コンテナ内のOUDインスタンスがHTTPSプロトコルによる管理通信をリスニングするパブリック・ポート。ポート番号は、30000から32767の間である必要があります。重複値は許可されません。ノート: service.lbrtypeがNodePortとして設定されている場合にのみ設定します。空白のままにすると、k8sによって30000から32767の間のランダム・ポートが割り当てられます。  
oudPorts.nodePorts.ldap コンテナ内のOUDインスタンスがLDAP通信をリスニングするパブリック・ポート。ポート番号は、30000から32767の間である必要があります。重複値は許可されません。ノート: service.lbrtypeがNodePortとして設定されている場合にのみ設定します。空白のままにすると、k8sによって30000から32767の間のランダム・ポートが割り当てられます。  
oudPorts.nodePorts.ldaps コンテナ内のOUDインスタンスがLDAPS通信をリスニングするパブリック・ポート。ポート番号は、30000から32767の間である必要があります。重複値は許可されません。ノート: service.lbrtypeがNodePortとして設定されている場合にのみ設定します。空白のままにすると、k8sによって30000から32767の間のランダム・ポートが割り当てられます。  
oudPorts.nodePorts.http コンテナ内のOUDインスタンスがHTTP通信をリスニングするパブリック・ポート。ポート番号は、30000から32767の間である必要があります。重複値は許可されません。ノート: service.lbrtypeがNodePortとして設定されている場合にのみ設定します。空白のままにすると、k8sによって30000から32767の間のランダム・ポートが割り当てられます。  
oudPorts.nodePorts.https コンテナ内のOUDインスタンスがHTTPS通信をリスニングするパブリック・ポート。ポート番号は、30000から32767の間である必要があります。重複値は許可されません。ノート: service.lbrtypeがNodePortとして設定されている場合にのみ設定します。空白のままにすると、k8sによって30000から32767の間のランダム・ポートが割り当てられます。  
oudConfig.integration サーバーを統合できるOracleコンポーネントを指定します。最小要件を満たしているオプションを選択することをお薦めします。指定できる値: no-integration (統合なし)、basic (ディレクトリ統合プラットフォーム)、generic (ディレクトリ統合プラットフォーム、データベース・ネット・サービスおよびE-Business Suite統合)、eus (ディレクトリ統合プラットフォーム、データベース・ネット・サービス、E-Business Suiteおよびエンタープライズ・ユーザー・セキュリティ統合)。 no-integration
elk.logStashImage インストールするlogstashのバージョン。 logstash:8.3.1
elk.sslenabled ELKに対してSSLが有効になっている場合は値をtrueに設定し、NON-SSLの場合はfalseに設定します。この値は小文字である必要があります。 TRUE
elk.eshosts Elasticsearchにログを送信するためのURL。NON-SSLが使用されている場合はHTTP。 https://elasticsearch.example.com:9200
elk.esuser Elasticsearchにアクセスするlogstashのユーザーの名前。 logstash_internal
elk.espassword ELK_USERのパスワード。 password
elk.esapikey APIキーの詳細。 apikey
elk.esindex ログ名。 oudlogs-00001
elk.imagePullSecrets logstashイメージのプルに使用されるシークレット。 dockercred