Oracle SOAスイートでのSOAアプリケーションの開発 BPELプロセス・サービス・コンポーネントの使用 BPELプロセスでのフォルト処理の使用 BPELフォルトのビジネスおよび実行時のフォルト・カテゴリの概要 同期BPELプロセスでのフォルト処理の追加および伝播方法 フォルト・ハンドラの追加 フォルト・ハンドラの追加 フォルト・ハンドラを追加するには: 「アプリケーション」ウィンドウで、「SOA」→「BPEL」の順に開きます。 「TestProcess.bpel」をダブルクリックします。 BPELプロセスで「Catchの追加」アイコンをクリックし、そのBPELプロセスのフォルト・ハンドラとしてcatchアクティビティを追加します。CatchAllアクティビティを使用することもできます。図12-2に詳細を示します。 図12-2 「Catchの追加」アイコン「図12-2 「Catchの追加」アイコン」の説明 catchアクティビティをダブルクリックし、システム・フォルトを指定します。図12-3に詳細を示します。 図12-3 catchアクティビティ「図12-3 catchアクティビティ」の説明 このシステム・フォルトをトリガーするassertアクティビティはありません。このアクティビティを追加して、入力フィールドをアサートできます。 「ネームスペースURI」フィールドで、「参照」アイコンをクリックします。 「フォルト・チューザ」ダイアログが表示されます。 システム・フォルト(この例では、assertFailure)を選択し、「OK」をクリックします。選択可能なシステム・フォルトが他にも多数あります。図12-4に詳細を示します。 図12-4 「フォルト・チューザ」ダイアログ「図12-4 「フォルト・チューザ」ダイアログ」の説明 catchの編集ダイアログに戻ります。 「フォルト変数」フィールドで、「変数の作成」アイコンをクリックします。 「変数の作成」ダイアログが表示されます。 FaultVarの名前およびRuntimeFaultMessageタイプの変数が作成されます。図12-5に詳細を示します。 図12-5 「変数の作成」ダイアログ「図12-5 「変数の作成」ダイアログ」の説明 RuntimeFault.wsdlファイルを「SOA」→「WSDL」フォルダにコピーします。これは、BPELプロセスWSDLファイルと同じ場所です。 「OK」をクリックし、「Catchの編集」ダイアログで「OK」をクリックします。