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- 参照バインディング・コンポーネントの追加
- 参照バインディング・コンポーネントの追加方法
参照バインディング・コンポーネントの追加方法
SOAコンポジット・エディタの「コンポーネント」ウィンドウを使用して、参照バインディング・コンポーネントをコンポジットにドラッグ・アンド・ドロップできます。
参照バインディング・コンポーネントを追加するには:
- 「コンポーネント」ウィンドウで、「SOA」を選択します。
- 「テクノロジ」リストから、サービスを右側の「外部参照」スイムレーンにドラッグします。
図2-13に、デザイナに追加されるWebサービスを示します。
選択されている参照固有のダイアログまたはウィザードが表示されます。表2-10は、使用可能なエディタを示しています。
表2-10 参照エディタ
ドラッグするサービス 起動する対象 SOAP
「Webサービスの作成」ダイアログが起動し、Web呼出しサービスを作成できます。
アダプタ
アダプタ構成ウィザードが起動し、データベース表、データベース・キュー、ファイル・システム、FTPサーバー、Java Message Services (JMS)、IBM WebSphere MQ、Oracle User Messaging Service、Oracle BAM 11gサーバー、LDAPサーバー、Coherenceキャッシュ、ソケット、クラウド・アダプタまたはOracle E-Business Suiteアプリケーション、JDE WorldアプリケーションやSAPアプリケーションとサービスを統合できます。
ADF-BC
「ADF-BCサービスの作成」ダイアログが起動し、サービス・データ・オブジェクト(SDO)呼出しサービスを作成できます。
B2B
B2Bウィザードが起動し、ドキュメント定義を選択できます。
Healthcare
「Healthcare構成」ウィザードによって、ヘルスケア・システムとの統合手順が示されます。
EJB
「EJBサービスの作成」ダイアログが起動し、SDOパラメータをEnterprise JavaBeansで使用するためのEnterprise JavaBeansサービスを作成できます。
HTTP
HTTPバインディングの作成ウィザードが起動し、HTTPバインディングを作成できます。このウィザードを使用すると、HTTPのPOSTおよびGET操作からSOAコンポジット・アプリケーションを起動したり、HTTPのPOSTおよびGET操作からHTTPエンドポイントを起動できます。
直接
「直接バインディング・サービスの作成」ダイアログが起動し、Oracle Service Busフローまたは別のSOAコンポジット・アプリケーションを起動できます。
REST
REST操作をサービス・バインディング・コンポーネントや参照バインディング・コンポーネントとして統合するための「RESTバインディングの作成」ダイアログ
MFT
MFT構成ウィザードによって、MFTのソースやターゲットを作成できます。
- 参照バインディング・コンポーネントの設定値を構成します。参照エディタに関するヘルプは、「ヘルプ」をクリックするか、[F1]を押してください。
- 「終了」をクリックします。
図2-14は、参照を作成するためにデータが入力された「Webサービスの作成」ダイアログを示しています。
- 「OK」をクリックします。
図2-15に、SOAコンポジット・アプリケーションの右側のスイムレーンに追加されたStoreFrontService参照バインディング・コンポーネントを示します。
- 「ファイル」メイン・メニューから、「すべて保存」を選択します。