挿入操作のルーティング・ルールを作成するには:

  1. 「Mediator1」Oracle Mediatorをダブルクリックします。

    メディエータ・エディタが表示されます。

  2. 「ルーティング・ルール」セクションで、「新規ルーティング・ルールを作成します。」アイコンをクリックします。

    「ターゲット・タイプ」ダイアログが表示されます。

  3. 「サービス」を選択します。

    「ターゲット・サービス」ダイアログが表示されます。

  4. 「XrefCustApp」「メディエータ」「Common」「サービス」「Common」の順に移動します。

  5. 「insert」を選択し、「OK」をクリックします。

  6. 「フィルタ」アイコンをクリックします。

    「式ビルダー」ダイアログが表示されます。

  7. 「式」フィールドに、次の式を入力します。

    $in.Sap01Collection/top:Sap01Collection/top:Sap01/top:operation='INSERT'
    
  8. 「OK」をクリックします。

  9. 「次を使用して変換」フィールドの横にある「トランスフォーメーション」アイコンをクリックします。

    「リクエスト・トランスフォーメーション・マップ」ダイアログが表示されます。

  10. 「新規マッパー・ファイルの作成」を選択し、SAP_TO_COMMON_INSERT.xslと入力します。

  11. 「OK」をクリックします。

    XSLTマッパーに、「SAP_TO_COMMON_INSERT.xsl」ファイルが表示されます。

  12. 「top:SAP01」ソース要素を「inp1:Customer」ターゲット要素にドラッグ・アンド・ドロップします。

    「自動マップ・プリファレンス」ダイアログが表示されます。

  13. 「自動マップ中」オプションから、「祖先名を考慮した要素の一致」の選択を解除します。

  14. 「OK」をクリックします。

    図44-24に示すように、トランスフォーメーションが作成されます。

    図44-24 SAP_TO_COMMON_INSERT.xslトランスフォーメーション

    図44-24の説明が続きます
    「図44-24 SAP_TO_COMMON_INSERT.xslトランスフォーメーション」の説明
  15. 「コンポーネント」ウィンドウで、「詳細」を選択します。

  16. 「XREF関数」を選択します。

  17. 「コンポーネント」ウィンドウからtop:id要素とinp1:id要素を接続している線まで「populateXRefRow」関数をドラッグ・アンド・ドロップします。

  18. 「populateXRefRow」アイコンをダブルクリックします。

    「関数の編集 - populateXRefRow」ダイアログが表示されます。

  19. 「xrefLocation」フィールドの右側にある「検索」をクリックします。

    「SOAリソース・ルックアップ」ダイアログが表示されます。

  20. 「customer.xref」を選択し、「OK」をクリックします。

  21. 「referenceColumnName」フィールドで"SAP_01"と入力するか、または「検索」をクリックして列名を選択します。

  22. 「referenceValue」列に、/top:Sap01Collection/top:Sap01/top:idと入力します。

  23. 「columnName」フィールドで"Common"と入力するか、「検索」をクリックして列名を選択します。

  24. 「value」フィールドに、oraext:generate-guid()と入力します。

  25. 「mode」フィールドで"Add"と入力するか、「検索」をクリックして、このモードを選択します。

    図44-25は、移入後の「関数の編集 - populateXRefRow」ダイアログを示しています。

    図44-25 「関数の編集 - populateXRefRow」ダイアログ: XrefCustAppユースケース

    図44-25の説明が続きます
    「図44-25 「関数の編集 - populateXRefRow」ダイアログ: XrefCustAppユースケース」の説明
  26. 「OK」をクリックします。

  27. 「ファイル」メニューから、「すべて保存」を選択して、「SAP_TO_COMMON_INSERT.xsl」ファイルを閉じます。

    図44-26に示すように、「ルーティング・ルール」セクションが表示されます。

    図44-26 挿入操作を行う「ルーティング・ルール」セクション

    図44-26の説明が続きます
    「図44-26 挿入操作を行う「ルーティング・ルール」セクション」の説明