ルール・ディクショナリ・エディタのタスク・フローの追加方法

次のタスクは、ルール・ディクショナリ・エディタ・コンポーネント・タグを挿入する.jspxファイルの作成です。

ルール・ディクショナリ・エディタのタスク・フローを.jspxファイルに追加するには:

  1. Oracle JDeveloperを開きます。
  2. 「ファイル」メニューから「新規」を選択して、「新規ギャラリ」ダイアログ・ボックスを表示します。
  3. 「新規ギャラリ」ダイアログ・ボックスの「カテゴリ」パネルから、「Web層」の下にある「JSF」を選択します。
  4. 図26-41に示すように、「項目」「JSFページ」を選択し、「OK」をクリックして「JSFページの作成」ダイアログ・ボックスを表示します。

    図26-41 ルール・ディクショナリ・エディタのタスク・フローを挿入するJSFページ・ファイルの作成

    図26-41の説明が続きます
    「図26-41 ルール・ディクショナリ・エディタのタスク・フローを挿入するJSFページ・ファイルの作成」の説明
  5. 図26-42に示すように、「JSFページの作成」ダイアログ・ボックスで、「ファイル名」にuseRuleDictTaskFlow.jspxと入力します。

    図26-42 タスク・フローのJSFページ名の指定

    図26-42の説明が続きます
    「図26-42 タスク・フローのJSFページ名の指定」の説明

    Oracle JDeveloperの「コンポーネント」ウィンドウに「adflibRuleDictionaryTaskFlow.jar」が表示されます(図26-43を参照)。

    図26-43 「コンポーネント」ウィンドウのルール・ディクショナリ・タスク・フローJAR

    図26-43の説明が続きます
    「図26-43 「コンポーネント」ウィンドウのルール・ディクショナリ・タスク・フローJAR」の説明

    これは、サンプル・アプリケーションの作成時にOracle Rules Dictionaryタスク・フローの共有ライブラリを追加したためです。

  6. 「adflibRuleDictionaryTaskFlow.jar」を選択して、「コンポーネント」ウィンドウの「リージョン」rule-dict-flow-definitionが使用可能になるようにします。図26-44に示すように、rule-dict-flow-definitionリージョンを.jspxファイルにドラッグ・アンド・ドロップすると、必要なすべてのパラメータを指定できます。

    図26-44 リージョンのドラッグ・アンド・ドロップ

    図26-44の説明が続きます
    「図26-44 リージョンのドラッグ・アンド・ドロップ」の説明

    次に、タスク・フローが追加されたuseRuleDictTaskFlow.jspxファイルのサンプルを示します。

    <f:view>
        <af:document id="d1">
          <af:form id="f1">
            <af:panelStretchLayout id="psl1" inlineStyle="margin:8px;">
              <f:facet name="top">
                <af:menuBar id="mb1">
                  <af:commandMenuItem text="Toggle Mode" id="cmi1"
                                      action="#{MyBean.toggleMode}"
                                      partialSubmit="true"/>
                  <af:commandMenuItem text="Save Dict" id="cmi2"
                                      action="#{MyBean.saveDictionary}"
                                      partialSubmit="true"/>
                  <af:commandMenuItem text="Save Dict No Validate" id="cmi3"
                                      action="#{MyBean.saveNoValidateDictionary}"
                                      partialSubmit="true"/>
                  <af:commandMenuItem text="Validate" id="cmi4"
                                      action="#{MyBean.validate}"
                                      partialSubmit="true"/>
                </af:menuBar>
              </f:facet>
              <f:facet name="center">
                <af:region value="#{bindings.rulesdictflowdefinition1.regionModel}"
                             id="r2" binding="#{MyBean.regionComp}"
                             partialTriggers="::cmi1 ::cmi2 ::cmi3 ::cmi4"/>
              </f:facet>
            </af:panelStretchLayout>
          </af:form>
        </af:document>
      </f:view>
    

    前述のサンプルでは、次のボタンをページに表示するためのコード・スニペットがあります。

    • トグル・モード: Oracle SOAコンポーザの読取り専用モードと編集可能モードを切り替えます。

    • ディクショナリの保存: ディクショナリを(検証付きで、または検証なしで)保存します。