ヒューマン・タスクをBPELプロセスに関連付ける方法

ヒューマン・タスク・サービス・コンポーネントをBPELプロセスに関連付ける方法は2種類あります。

  • SOAコンポジット・アプリケーションでヒューマン・タスク・サービス・コンポーネントを作成した場合は、Oracle BPELデザイナでヒューマン・タスク・アクティビティをBPELプロセスにドラッグします。次に、「ヒューマン・タスクの作成」ダイアログの「タスク定義」リストから既存のヒューマン・タスク・サービス・コンポーネントを選択します。次に、タスクのタイトル、イニシエータ、パラメータ値およびその他の値を指定します。

  • ヒューマン・タスク・サービス・コンポーネントを作成していない場合は、Oracle BPELデザイナのBPELプロセスにヒューマン・タスク・アクティビティをドラッグします。次に、「ヒューマン・タスクの作成」ダイアログの「タスク定義」リストの右側にある「追加」アイコンをクリックします。これで、新しいヒューマン・タスク・サービス・コンポーネントの名前、パラメータおよび結果を指定できます。次に、残りのタスク・メタデータを設計するためのヒューマン・タスク・エディタが開きます。設計完了後、ヒューマン・タスク・エディタを閉じます。

ヒューマン・タスクをBPELプロセスに関連付けるには:

  1. SOAコンポジット・エディタに移動します。
  2. ヒューマン・タスク・サービス・コンポーネントの.taskファイルを関連付ける先のBPELプロセス・サービス・コンポーネントをダブルクリックします。
  3. 「コンポーネント」ウィンドウで、「SOAコンポーネント」を開きます。
  4. 新規のHuman TaskアクティビティをBPELプロセスにドラッグ・アンド・ドロップします。
  5. ヒューマン・タスク・アクティビティをダブルクリックします。

    「Human Task」ダイアログが表示されます。

  6. 「一般」タブの「タスク定義」リストから、ヒューマン・タスクを選択します(図28-6を参照)。

    図28-6 「タスク定義」リストの選択

    図28-6の説明が続きます
    「図28-6 「タスク定義」リストの選択」の説明

    ヒューマン・タスク・サービス・コンポーネントの.taskファイルがBPELプロセスに関連付けられます。

    ノート:

    ヒューマン・タスク・アクティビティをBPELプロセスに関連付けて「ヒューマン・タスクの作成」ダイアログを閉じた後は、そのヒューマン・タスク・アクティビティをOracle BPELデザイナでダブルクリックして、このダイアログにいつでも再アクセスできます。