- Oracle SOAスイートでのSOAアプリケーションの開発
- アプリケーションの完成
- ポリシーおよびメッセージ暗号化を使用したセキュリティの有効化
- バインディング・コンポーネントおよびサービス・コンポーネントへのポリシーの添付
- ポリシーをバインディング・コンポーネントおよびサービス・コンポーネントに添付する方法
ポリシーをバインディング・コンポーネントおよびサービス・コンポーネントに添付する方法
バインディング・コンポーネントおよびサービス・コンポーネントにポリシーを添付するには:
- SOAコンポジット・エディタで、サービス・バインディング・コンポーネントまたは参照バインディング・コンポーネントを右クリックします。
- 「SOA WSポリシーの構成」を選択します。SOAコンポジット・アプリケーションのインタフェース定義に応じて、オプションの追加メニューが表示される場合があります。 - 
                              選択したサービスまたは参照が同期のBPELプロセス・サービス・コンポーネントまたはOracle Mediatorサービス・コンポーネントとインタフェースしている場合は、リクエスト・メッセージとレスポンス・メッセージの両方に対して単一のポリシーが使用されます。「SOA WSポリシーの構成」ダイアログが即時に表示されます。ステップ4に進みます。 
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                              サービスまたは参照が非同期のBPELプロセス・サービス・コンポーネントまたはOracle Mediatorサービス・コンポーネントとインタフェースしている場合は、リクエスト・メッセージとレスポンス・メッセージに対して個別のポリシーを構成する必要があります。コールバックのポリシーは、サービスからクライアントに送信されるレスポンスに使用されます。追加のメニューが表示されます。ステップ3に進みます。 
 
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- 使用するバインディングのタイプを選択します。- 
                              リクエスト対象: バインドするサービス・コンポーネントのリクエスト・バインディングを選択します。選択できるリクエスト・バインディングは1つのみです。このアクションにより、バインディング・コンポーネントとサービス・コンポーネント間の通信が可能になります。 「公開されたサービス」スイムレーンでリクエスト・バインディングがサービスに対して構成されると、そのサービスはサーバーとして機能します。「外部参照」スイムレーンでリクエスト・バインディングが参照に対して構成されると、その参照はクライアントとして機能します。 
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                              コールバック対象: (非同期プロセスとの相互作用が必要な場合のみ) バインドするサービス・コンポーネントのコールバック・バインディングを選択します。このアクションにより、バインディング・コンポーネントとサービス・コンポーネント間のメッセージ通信が可能になります。選択できるコールバック・バインディングは1つのみです。 「公開されたサービス」スイムレーンでコールバック・バインディングがサービスに対して構成されると、そのサービスはクライアントとして機能します。「外部参照」スイムレーンでコールバック・バインディングが参照に対して構成されると、その参照はサーバーとして機能します。 
 図47-1に示す「SOA WSポリシーの構成」ダイアログが表示されます。この例では、サービス・バインディング・コンポーネントに対して「リクエスト対象」オプションが選択されています。「コールバック対象」を選択した場合も、同じタイプのポリシー・カテゴリが使用可能です。 
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- 添付するポリシーのタイプの隣にある「追加」アイコンをクリックします。- 
                              MTOM 
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                              信頼性 
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                              アドレッシング 
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                              セキュリティ 
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                              管理 
 この例では、「セキュリティ」が選択されています。図47-2に示すダイアログが表示されます。 
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- ポリシー名の右側にあるアイコンをクリックすると、ポリシーの機能の説明が表示されます。
- 添付するポリシーのタイプを選択します。
- 「OK」をクリックします。図47-3に示す「SOA WSポリシーの構成」ダイアログに戻ります。添付されたセキュリティ・ポリシーが「セキュリティ」セクションに表示されます。 
- 必要に応じて、さらにポリシーを追加します。「選択したポリシーの無効化」アイコンをクリックして、ポリシーを一時的に無効にできます。図47-4に詳細を示します。このアクションはポリシーの添付を解除するものではありません。 
- ポリシーを再び有効にするには、左側の「選択したポリシーの有効化」アイコンをクリックします。
- ポリシーの添付を解除するには、「削除」アイコンをクリックします。
- 完了後に、「SOA WSポリシーの構成」ダイアログで「OK」をクリックします。SOAコンポジット・エディタに戻ります。 
- サービス・バインディング・コンポーネントのアイコン上にカーソルを置いて、添付されたポリシーの詳細を表示します。図47-5に詳細を示します。




