動的割当てパターンの構成方法

動的割当てパターンは、Oracle Enterprise Manager Fusion Middleware Controlで他のヒューマン・ワークフロー構成パラメータとともに構成します。

動的割当てには、それぞれ次の2つの必須パラメータがあります。

  • name:

    パターンの名前

  • classpath:

    パターンを実装するクラスの完全修飾クラス名

また、各パターンには、任意の数のプロパティをオプションで指定できます。これらのプロパティは単純な名前/値ペアで、初期化パラメータとしてパターンに渡されます。

これらのタグで指定したプロパティ値は、動的割当てパターンのsetInitParametersメソッドに(name属性の値で索引付けされた)マップとして渡されます。

組込みパターンのうち2つには、初期化パラメータが含まれています。それらは次のとおりです:

  • ROUND_ROBIN

    MAX_MAP_SIZEパラメータは、パターンがROUND_ROBINカウントを維持できる一連のユーザーまたはグループの最大数を指定します。動的割当てパターンでは、ROUND_ROBINパターンを実行するように要求される各グループ(またはユーザーとグループのリスト)について、ユーザーとグループのリストがメモリーに保持されます。

  • MOST_PRODUCTIVE

    DEAFULT_TIME_PERIODパラメータは、ユーザーの生産性を計算する期間(日数)を指定します。この値は、MOST_PRODUCTIVE動的割当てパターンをコールするときにオーバーライドできます。