ビジネス・ルール・コンポーネントの作成方法

ビジネス・ルール・コンポーネントは、SOAコンポジット・エディタを使用して追加できます。

ビジネス・ルール・コンポーネントを作成するには:

  1. 表25-2の説明に従って、Oracle JDeveloperを起動します。

    表25-2 Oracle JDeveloperの起動

    起動対象 Windowsでの手順 UNIXでの手順

    Oracle JDeveloper

    JDev_Oracle_Home\JDev\bin\jdev.exeをクリックするか、ショートカットを作成します。

    $ORACLE_HOME/jdev/bin/jdev

  2. 次のいずれかの方法を使用して、ビジネス・ルール・サービス・コンポーネントを作成します。

    既存のSOAコンポジット・アプリケーションのサービス・コンポーネントとして、「ビジネス・ルール」サービス・コンポーネントを「コンポーネント」ウィンドウからSOAコンポジット・エディタにドラッグします

    新規アプリケーションに追加する方法:

    1. 「アプリケーション」ウィンドウから、「ファイル」「新規」「アプリケーション」「SOAアプリケーション」の順に選択します。

      これにより、SOAアプリケーションの作成ウィザードが起動します。

    2. 「アプリケーションの名前付け」ページで、「名前」フィールドにアプリケーション名を入力します。

    3. 「ディレクトリ」フィールドに、SOAコンポジット・アプリケーションおよびプロジェクトを作成するディレクトリ・パスを入力します。

    4. 「次へ」をクリックします。

    5. 「プロジェクトの名前付け」ページで、「プロジェクト名」フィールドに一意のプロジェクト名を入力します。プロジェクト名は、SOAコンポジット・アプリケーション間で一意である必要があります。これは、コンポジットの一意性は、そのコンポジットのプロジェクト名によって確定されるためです。たとえば、表25-3に説明するような操作は実行しないでください。

      表25-3 SOAプロジェクトの名前付けに関する制限

      作成するアプリケーションの名前 作成するSOAプロジェクト名

      Application1

      Project1

      Application2

      Project1

      デプロイ時に、2番目にデプロイされたプロジェクト(コンポジット)で最初にデプロイされたプロジェクト(コンポジット)が上書きされます。

    6. 「次へ」をクリックします。

    7. 「SOA設定の構成」ページで、「ビジネス・ルールを使用するコンポジット」を選択します。

    8. 「終了」をクリックします。

    それぞれの方法を実行すると、「ビジネス・ルールの作成」ダイアログが表示されます。

  3. 必要な詳細を指定します。入力および出力に関する情報およびこのダイアログで「ディクショナリのインポート」オプションを使用する方法の詳細は、『Oracle Business Process Managementによるビジネス・ルールの設計』を参照してください。

  4. 「OK」をクリックします。