カスタム・データベース表の作成方法

前述されているように、すべてのランタイム・データはデフォルトでXREF_DATA表に格納されます。カスタム・データベース表を作成する場合は、次のステップを実行します。

カスタム・データベース表を作成するには:

  1. 相互参照エディタの「最適化」リストで「はい」を選択します。

    図44-4に示すように、生成するカスタム・データベース表の名前が「表名」フィールドに表示されます。

    図44-4 カスタム・データベース表の生成

    図44-4の説明が続きます
    「図44-4 カスタム・データベース表の生成」の説明

    「表名」フィールドは編集可能で、カスタム表の名前を変更できます。カスタム・データベース表の名前には、xref_の接頭辞を付けてください。表名にxref_接頭辞を付けないと、表を生成する際に次のエラー・メッセージが表示されます。

    Table name should begin with 'xref_' and cannot be 'xref_data' or 
    'xref_deleted_data' which are reserved table names for XREF runtime.
    
  2. 「表DDLの生成」をクリックします。「XREFの最適化」ダイアログが表示されます。
  3. 同じ名前の表がすでに存在している場合、その表と関連する索引を削除するには、「削除DDLの生成」チェック・ボックスを選択します。このオプションを選択して「実行」をクリックすると、「削除DDLの実行の警告」ダイアログに、次のメッセージが表示されます。
    Running the Drop DDL will remove the table and indexes, do you want to
    continue?
    
  4. 「実行」をクリックします。「表DDLの実行」ダイアログが表示されます。
  5. 「接続」リストから、使用するデータベース接続を選択します。

    使用可能な接続がない場合は、「新規データベース接続を作成します」をクリックし、図44-5に示すように、「データベース接続の作成」ダイアログを開きます。既存の接続を編集する場合は、その接続を選択して「選択したデータベース接続の編集」をクリックし、「データベース接続の編集」ダイアログを開きます。

    図44-5 「データベース接続の作成」ダイアログ

    図44-5の説明が続きます
    「図44-5 「データベース接続の作成」ダイアログ」の説明
  6. 必要な詳細をすべて入力し、「OK」をクリックします。「表DDLの実行」ダイアログの「接続」リストに値が移入されます。

    ノート:

    データベース表は、データベースのsoainfraスキーマに作成します。

  7. 「表DDLの実行」ダイアログで「OK」をクリックし、DDLスクリプトを実行します。

    「表DDL実行結果」ダイアログに、DDLスクリプトの実行ステータスが表示されます。

カスタム・データベース表では、modeおよびdbtableの2つの追加の属性が、「相互参照作成時の処理内容」に記載されているスキーマ定義に追加されます。これらの属性は、次のように記述されてtable要素に追加されます。

 <attribute name="mode" type="string" default="generic" />
 <attribute name="dbtable" type="string" default="xref_data"/>