SOAコンポジット・エディタを使用してヒューマン・タスクを作成する方法

SOAコンポジット・エディタを使用して、ヒューマン・タスクを作成できます。この方法は、ヒューマン・タスクを作成し、後でBPELプロセッサに関連付けるか、スタンドアロン・コンポーネントとして使用する場合に使用できます。

SOAコンポジット・エディタでヒューマン・タスク・サービス・コンポーネントを作成するには:

  1. SOAコンポジット・エディタでヒューマン・タスク・サービス・コンポーネントを作成するSOAプロジェクトに進みます。

  2. 「コンポーネント」ウィンドウのリストから、「SOA」を選択します。

    リストがリフレッシュされ、サービス・コンポーネントおよびサービス・アダプタが表示されます。

  3. リストからデザイナに「Human Task」をドラッグします。

    「ヒューマン・タスクの作成」ダイアログが表示されます。

  4. 「名前」フィールドに、名前を入力します。

    入力した名前は、.taskファイル名になります。

  5. 「SOAPバインディングを持つコンポジット・サービスの作成」チェック・ボックスに注目します。このチェック・ボックスの選択によって、ヒューマン・タスク・サービス・コンポーネントの作成方法が決まります。

    1. 後でBPELプロセス・サービス・コンポーネントに関連付けるヒューマン・タスク・サービスを作成する場合は、「SOAPバインディングを持つコンポジット・サービスの作成」チェック・ボックスを選択しないでください。ヒューマン・タスク・サービス・コンポーネントは、BPELプロセス・サービス・コンポーネントに明示的に関連付けられるコンポーネントとして作成されます。図28-2に詳細を示します。

      図28-2 ヒューマン・タスク・コンポーネント

      図28-2の説明が続きます
      「図28-2 ヒューマン・タスク・コンポーネント」の説明
    2. ヒューマン・タスク・サービス・コンポーネントをSOAコンポジット・エディタでスタンドアロン・コンポーネントとして作成するには、「SOAPバインディングを持つコンポジット・サービスの作成」チェック・ボックスを選択します。これにより、Simple Object Access Protocol (SOAP) Webサービスと自動的に接続されるヒューマン・タスク・サービス・コンポーネントが作成されます。図28-3に詳細を示します。

      図28-3 スタンドアロン・ヒューマン・タスク・コンポーネント

      図28-3の説明が続きます
      「図28-3 スタンドアロン・ヒューマン・タスク・コンポーネント」の説明

      このWebサービスは、外部の顧客に、SOAコンポジット・アプリケーションのヒューマン・タスク・サービス・コンポーネントへのエントリ・ポイントを提供します。

  6. 「OK」をクリックします。

SOAコンポジット・エディタにおけるヒューマン・タスク・サービス・コンポーネントの作成方法の詳細は、「SOAコンポジット・アプリケーションの開発のスタート・ガイド」を参照してください。