switchアクティビティの作成方法

switchアクティビティを作成するには:

  1. 「コンポーネント」ウィンドウで、「BPELコンストラクト」を展開します。
  2. 図11-6に示すように、switchアクティビティをデザイナにドラッグします。

    switchアクティビティにはデフォルトで2つのswitch caseブランチがあり、各ブランチには機能要素を挿入するためのボックスがあります。ブランチを追加するには、switchアクティビティ全体を選択して右クリックし、メニューから「Switch Caseの追加」を選択します。

    図11-6 switchアクティビティ

    図11-6の説明が続きます
    「図11-6 switchアクティビティ」の説明
  3. 最初のブランチで、「条件」ボックスをダブルクリックします。

    図11-7に示すように、条件を入力するためのダイアログが表示されます。

    図11-7 「条件」ダイアログ

    図11-7の説明が続きます
    「図11-7 「条件」ダイアログ」の説明
  4. 「ラベル」フィールドに、条件分岐の名前を入力します。完了すると、Oracle BPELデザイナにこの名前が表示されます。
  5. 「条件」フィールドで、「式ビルダー」アイコンをクリックして「式ビルダー」ダイアログにアクセスします。
  6. 式を作成します。
    bpws:getVariableDate('loanOffer1','payload','/loanOffer/APR') >
    bpws:getVariableData('loanOffer2','payload','/loanOffer/APR')
    

    この例では、融資企業からの完成した2つの融資提案は、グローバル変数loanOffer1およびloanOffer2に格納されます。各融資提案変数には、融資提案のAPRが含まれています。BPELフローでは、APRが低い方の融資を選択する必要があります。次のいずれかのswitchアクティビティが実行されます:

    • loanOffer1のAPRの方が高い場合、最初のブランチはloanOffer2のペイロードをselectedLoanOfferのペイロードに割り当てることで、loanOffer2を選択します。

    • loanOffer1loanOffer2より小さいAPRがない場合、otherwise caseはloanOffer1ペイロードをselectedLoanOfferペイロードに割り当てます。

  7. 「OK」をクリックします。

    式が表示されます。ダイアログの「ラベル」フィールドに入力した値は、条件分岐の名前になります。

  8. 「OK」をクリックします。
  9. 必要に応じて、その他のアクティビティを追加および構成します。図11-8に詳細を示します。

    図11-8 switchアクティビティの設計

    図11-8の説明が続きます
    「図11-8 switchアクティビティの設計」の説明