要素または属性の削除方法

現在のXSLTマップから要素または属性を削除するには、その要素または属性が最初にXSLTに存在している必要があります。イタリック体でグレー表示でないターゲット・ツリーにあるノードは、XSLTに存在しているノードです。イタリック体でグレー表示されているノードは、XSLTの一部ではありません。そのようなグレー表示のノードは、ターゲット・スキーマの候補の要素および属性を表し、表示から削除することはできません。

XSLTに存在するターゲット・ノードを削除するには、次のいずれかを実行します。

  • ターゲット・ノードをクリックして選択します。[Delete]キーを押します。

  • ターゲット・ノードを右クリックして、表示されるコンテキスト・メニューから「削除」を選択します。

ノードがXSLTから削除され、そのノードへのマッピングも削除されます。削除されたノードは、表示からは削除されません。削除されたノードはイタリック体でグレー表示され、現在はターゲット・スキーマからの可能なターゲット・ノードであり、XSLTの一部ではないことを示します。ただし、削除されたノードが重複ノードであったか、ターゲット・スキーマに準拠しない位置にあった場合は、このノードは表示から削除されます。

次の図は、XSLTマップの一部である2つのCommentノードを示します。

2番目のCommentノードを右クリックして、コンテキスト・メニューから「削除」を選択した場合、次の図に示すとおり、重複ノードがXSLTおよび表示から削除されます。

次に、残りのCommentノードを右クリックして削除します。このノードは表示から削除されませんが、XSLTからは削除され、次の図に示すとおり、外観がグレーのイタリック体に変わります。