再順序付けレベルの指定方法

サービス・コンポーネント・レベルまたは操作レベルのいずれかで再順序付けを定義できます。1つの操作のみを使用するメディエータ・サービス・コンポーネントの場合、操作またはサービス・コンポーネント・レベルで再順序付けを構成しても、動作は同じになります。複数の操作を持つメディエータ・サービス・コンポーネントの場合は、サービス・コンポーネント・レベルで再順序付けを指定すると、すべての操作に同じ再順序付けルールが適用され、すべての操作に着信するメッセージが再順序付けされます。デフォルトの再順序レベルは操作です。

再順序レベルを指定するには:

  1. 図23-2に示すように、メディエータ・エディタ「再順序レベル」ドロップダウン・リストから再順序レベルを選択します。

    図23-2 メディエータ・エディタと「再順序レベル」フィールド

    図23-2の説明が続きます
    「図23-2 メディエータ・エディタと「再順序レベル」フィールド」の説明

    コンポーネントを選択した場合、各操作で「再順序」フィールドは表示されなくなり、「再順序モード」フィールドが「再順序レベル」フィールド下に表示されるため、サービス・コンポーネントに再順序付けモードを設定できます。デフォルトの再順序モードは「オフ」に設定されています。

    再順序モードを選択すると、図23-3に示すように、サービス・コンポーネントまたは操作で「再順序オプション」ボックスが表示されます。操作の「再順序モード」フィールドが「オフ」に設定されている場合、「再順序オプション」ボックスは表示されません。

    図23-3 メディエータ・エディタと「再順序オプション」セクション

    図23-3の説明が続きます
    「図23-3 メディエータ・エディタと「再順序オプション」セクション」の説明

    「再順序オプション」セクションのオプションは、選択する再順序付けモードによって変更されます。